私の思い出にもにもなる、よい受け入れツアーでした。シンガポールから中国系の5家族15人が5泊、自然学校に体験滞在(12/17-22)されました。前後には小樽や登別への観光もありましたが、メインは冬の黒松内体験です。
雪の体験を楽しみに来られましたが、暖冬少雪の冬の始まりで、先週の雪がほんの少しばかり路肩に残っているだけですが、それでも熱帯から来た子等は大喜びでした。
海外からの観光客を増やそうと、いわゆるインバウンド流行りの日本ですが、有名観光地でもない人口3000人未満の小さな黒松内町にある自然学校にも、今年も10組みほどの来訪者があります。 若者のボラ滞在もありますが、ツアーとして来訪先に選んでくださる方々もいます。そのほとんどは、中国や台湾で私が自然体験型環境教育を紹介した講演などで興味関心を持ってくださった方がまとまって来訪するので、そもそも私たちの活動に関心が高いこともあるので、喜んで頂いています。 ちなみにどんな日程で滞在しているかというと・・・、
12/17 17:00 貸切バスで到着 オリエンテーション 校内敷地案内 大人はゲストハウス泊、子どもたちは校舎大部屋泊。これすら大きな体験ですから、最低限守っていただきたい施設利用のお約束ごとの共有。
12/18 町立のビジターセンターであるブナセンターへ。近くの森歩き、木工体験。 町内在住の画家の上田さん宅訪問。(ポストカードだけでなく、原画が売れましたあ)。小さな郵便局で切手購入。
12/19 雪のある広場で雪遊び。 児童放課後活動に合流。 温泉
12/20 ニセコ五色温泉へ。たんと雪のある場所で雪遊び 温泉
12/21 図書館で交流、町内の蕎麦愛好会の指導の元で蕎麦打ち体験。中学生と英語交流、町内移住者の和菓子屋さん訪問 温泉
と、地域交流をメインとしたプログラムを組んでいます。
観光地づくりのための地域ではなくて、地域づくりのための観光がプログラムの基本です。プログラムの仕込みの段階でけっこう緻密な準備(アポ取り調整)が必要なのですが、地域の日本人交流がたくさんできた活動となりました。
参加者の子どもが、「大人になったら、ここで働きたい」とコメントをくれたことが嬉しかったな。
12/18