高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

わかりやすくしゃべりたい!

2011-09-14 11:54:13 | 日記

「どうでもいいんですよ! 戦略ビジョン検討委員会、審議委員とか立派そうな名前をもらってしまっていますが・・」

「私は50代後半になりましたが、あと十年たてば・・、ここにいらっしゃる多くの方も年寄りになりますよ・・」

「作文は有能な行政職員の方々にやって頂いて、市民にわかりやすく見せるには専門の広告代理店の方に書いて頂けばいいんですよ・・」

「問題は、10年のビジョンでなくて、その後の10年ではないでしょうか? 国家も破たんしてしまいかねないという漠然とした不安が市民にはあるんですよ・・」

と、札幌市の審議会で発言しました・・。

経済成長、経済活性の話しをする方々もいらっしいますが・・、今でなくて、未来が問題であり、借金して景気対策すらできない時代がすぐそこまで来ていると思ってます。

私はかなり経済が傾く世の中を想定している経済的悲観論者のなので、冒頭の乱暴な発言になってしまいます。

そのクライシスな時代へ突入する準備が、ここ10年だと思っています・・。
そうすると やるべきことは わかっているし、できることからやるしかない。

できることは、個別化切り離れている事柄、セクター、人とのコミュニケーションの促進、本当の協働、助け合い活動への姿勢と態度の醸造、そして事業、活動を起こすワーキングネットだと思う。

審議会では、ざっと見て半数以上の委員から、「つながり」「交流」「学び」そのもののキーワードや関係する言葉が出て来ます。

ビジョンですが、誰が書いても言葉選びにしかならない。
目標を狭めたビジョンは、これだけ多様な社会になってしまったら集約できない。

集約できるとしたら、例えば、「自然豊かなまち、共生社会・・」などと曖昧な言葉にしかなってしまう・・。

福祉、経済、自然保全・・子育て・・・限られた財政をどこに集中するかなかなかできない。

具体的に何を何のためにしてゆくか・・・、交流と学び場づくり・・。

それにしても・・・
 識者の方々の理路整然とした主張・ご意見・・・。 瞬時構成が必要な左脳の動きが動きが鈍い私としては、頭の回転が速い人の説明力と議論展開には感心します。私には論点が瞬時に理解できないことも多々あり。 右脳で感覚的だからな・・

 もっと、上手にしゃべれるようになりたいなあ。

 次回はちゃんと文章で整理してゆこう。 
コメント
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