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高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

陳情 行政と政治

2009-12-02 22:09:19 | 日記
 借金というものは、返さなければならない」という道理が崩れてしまうのではないか。 

各業界、各地域、各省庁が実施したい施策、公共工事の要望が、どんどん積み上げらえ、税収入もないのに予算を膨らませ、その実行のために、地方債、国債を発行して借金をし、ここまで国を開発して来てきたわけですが・・・。

この仕組みが「限界を超えている」ということを理解できる「国民」が増えたから、今回の仕分け作業に80%近い国民が賛成しているのではないか。

それなのに、予算復活折衝、陳情が起こり始めている。
仕組みが新しくなるためには、その経過中に「混乱」は避けられないものですが・・・。 とりあえず、誰かが、できるだけ公平性、透明性を持って判断するしかないでしょう。 それが政治判断。

それにしても、未来の税収入、借金返済への説明が不足していると思う。
返せるのか? 借金は?

***
財源となる 消費税等いろいろな税が上がるのは、未来を生きる人達なのに・・・
つまり、今の子ども達が、人口減の中で背負うのに・・・

おかしいでしょ!!  大人達がみんな口をそろえて、予算増額を唱えるのは。

高校生や大学生・・若者も声をあげましょう!!

****
それにしても、鳩山家は、すごいお金持ちなんだなあ、と驚くばかりです。
コメントしようがない・・・


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お葬式・・・生と死・・・

2009-12-02 21:32:03 | 日記
 近くのお年寄りが亡くなりお葬式があります。お悔やみのお知らせをつくり各戸に配りました。黒松内町字作開(さっかい)に移住してそろそろ10年です。私の人生それまでの40数年の人生に比べて、ここ10年間に身近にあったお葬式の数はずっと多いです。

 作開は、南、中、北の3地区(地元の年配の方はといいます)、合計約60戸です。三世代の家族もいれば、独居の高齢者の世帯もあります。子どもの数は10年前より増えているかもしれませんが、亡くなった方もそれ以上に多くいます。全体的には過疎の地域です。

 移住した当初は、すでに入院療養しており、お顔を直接知らない方のお葬式でした。ここのところは、お話もしたことがある顔見知りの方ばかりです。スタッフの身内の葬儀を地域で出した時には、縁あって葬儀委員長をさせて頂いたこともありました。交通事故、自ら命をたった方、生まれたばかりのお子さんの葬儀もありました・・・・

 田舎にいると、都会より「生と死」がわかりやすく身近にあります。小さな町ですが、お寺は、良く通る道沿いにたくさんあります。ですから、人が少ないからという理由だけでなく、お葬式はよく目にします。「どなたかな?」と気になります。救急車が通ると「何があったんだろうか? 大丈夫だろうか? 急げ救急車!」と祈ります。こんなことは、都会生活ではありませんでした。

 私も50歳も半ばを越えました。先輩方々、年下からも、まだまだ若いと言われてしまいますが、この歳になると、若い頃には考えもしなかった自分の「死」を意識するようになります。子どもの頃の漠然とした「死への興味と恐れ」ではなく、自分自身の終焉への収束をどのように計るか・・そんな気持ちです。

 一方、新しい生命の誕生には、人様の赤ちゃんであっても、若い頃には感じなかったような「喜び」を覚えます。

今日、ひとり暮らしのお年寄りのお宅へも直接「お悔やみの知らせ」をお持ちしました。昔からの地域に一緒に生きてきた仲間が亡くなってゆくこと・・それに対峙される感情は、推測はできますが、私のようなボンクラ者は完全に寄り添うことはできません。その歳にならないとわからないものでしょう・・・・。 

その時、つまり私自身の「死」に向かって、幾つものお葬式に参列してゆくことが、「やすらかに死を迎えるための」生きている者の修行なのかもしれません。

私は、ここ作開で死にたいと思います。そして、地域のお寺で、地域の方々にお葬式をあげてもらい、地域にある墓地に埋めてもらうつもりです。 そうしてもらえるように、生きて暮らしてゆかんとなあ・・・。

合掌

事務所に来ていた近所のSGさんに
「私、観音寺の墓地に墓作ろうと思うんだけど、どうしたらいい?」
「好きな場所、今から決めればいいんだ。」
「今からでも?」
「ああ、そぅだ。墓地には金はかかんねぇ。墓石だけだ。なくてもいい」

そうなんだ・・・。
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