高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

フィールドワーク二日目

2007-05-28 22:20:22 | 日記
昨日に引続き「田舎の自然学校スタッフ養成セミナー」の二日目。この講座は年内に8回予定しています。 これまでの自然体験系プログラムとはちょっと一味違った角度からスタッフ養成のセミナーを展開しています。

今回のテーマは、「地域のフィールドワーク」
参加者は、ニックネームで呼ぶと・・、ファシリテーター役のミキティgy、まむ、たーぼ、やまちゃん、おーさか、おっちー、かとちゃん、ジャイアン、しずか、バンビ  

ヒアリングをさせて頂いた地域のお年寄りは6人。昭和20から30年ころを中心に、自然学校が立地する黒松内町作開地区の様子を取材させて頂いた。

鍛冶屋や蹄鉄屋、なんでも売っている棚屋と呼ばれた雑貨屋さん(百貨店という人もいる)、学校や劇場、市場もあった大金鉱山の様子、馬車やソリで物資や鉱石を運ぶ仕事のこと、当時の物価、お祭り、テレビが初めてやって来たこと、バイクや自動車の登場、橋をかけた当時の事故の話、茅葺屋根の作り方、観音寺さんのこと・・・。 たくさんの貴重な話が聞けました。

この地に住んで、この地へ旅をしにくる人達に
風景の中に眠っている歴史を伝えるのは
私達の役割です。

50年、100年の過去の歴史とその風土、風景に思いを寄せること
それは、時間的な視野を養うという環境教育の大きな目標にも合致すると私は考えております。  

過去をイメージできるようになるということは、今を意識できることであり、
そして、それは未来をイメージする力を育みます。

それにも増して、
お年寄りとの交流ができ、お年寄りと私達の精神衛生上もたいへんよろしい活動です。 お互いに元気になれます。

***
でも、一生懸命聴くということは、けっこう疲れるもんです・・。
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久しぶりに3日分

2007-05-28 00:29:22 | 日記
今日のお天気もすぐれませんでしたが、今日は久ぶりに一日に3日分くらい過ごした気持ちになれた日でした。

朝は、盟友MTGと我家のメンバー合計7人で離れの大テーブルでゆっくり目の朝食。 そして、森のようちえんのテーマソング「手のひらを太陽に」をスタッフ全員で歌って今日の森のようちえんのリハーサル。

◆森のようちえん
記念すべき第一回は、順延、広報の力不足か・・、その他の理由からか・・、隣町寿都からの2組の親子となりました。 それでも楽しくスタート !!テーマソングを歌って、本日は、「畑とみみずさん」がテーマであることを、ミミズの人形や絵本を使って伝えました。 そして、黄色いセイフティスーツを着込んだ「みみず探し探検隊」を作って、ミミズ探検へ出発。 草の中、木の上、池、羊小屋と たかぎぃ探検隊長を筆頭に進みました。

 土掘りおじさんや畑おねえさんが登場。 ミミズを集めて、カボチャの苗床に一緒に入れるという流れのプログラムを展開しました。 その後は自由遊び、皆で昼食を食べて解散という流れでした・・。

一番楽しんだのは、私だったかもしれません。
52歳になって、探検隊長になれるなんて、幸せもんであります!!

◆地域の昔
午後からは、自然学校スタッフ養成セミナーと銘打って、地域の昔を知るフィールドワークを実施。

                  

 地区の長老であるOさん、Yさんご夫妻に登場して頂き、昭和20-30年代頃の自然学校の周辺の様子を聞き取り、フィールドワークしました。
その詳細は また別途報告します。

夜は、みなさんと懇親会。 顔なじみのメンバーばかりなので、話は今日の出来事からいろいろと広がりました。


                  
コメント (4)
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