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高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

新鮭

2011-09-09 21:07:14 | 黒松内・寿都

この秋・・だな、初めてのシャケが漁師のKさんから届きました。

日本海寿都湾の定置網です。沖合にはシャケが集まり朱太川の遡上を待っているようです。ここ、2,3年は不漁なのです。回帰率が落ちています。一昨年は、その前年の80%ほどから帰って来なかったと聞いています。これでかれこれ3年目です。シャケは3年回帰が普通なので、今年も同様となるといったい何が海で起こっているのでしょうか・・。

海水温の上昇、海だけでなく 加工改修で上流へ向けて川幅がどんどん広がり、川底が浅くなっていることも原因かもしれません。
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ブナリンカフェ

2011-08-30 12:53:19 | 黒松内・寿都

 藤井さご夫妻が始めた移動式ブナリンカフェは、毎朝、黒松内の「道の駅・トアベールⅡ」の駐車場で開店しています。国道5号線上です。

早朝から朝10時まで。いれたてのコーヒーと黒松内産もち米のちまきがおいしいです。

 私も頂きながら、亭主とよもやま話をしていると、駐車場のキャンピングカーからお客様が加わってきました。「どこから来たんですか?」「黒松内に移住して11年目です。いいですよ・・」と話がはずみました。

 見知らぬ者通しが出会える雰囲気はいいですね。

みなさん、ごひいきに!!
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一歩ずつ

2011-03-05 23:34:53 | 黒松内・寿都

自然学校では、「地域支援員」という仕事を行政からの委託で行っています。支援といっても一方的にこちらで課題を見つけて実施するものではありません。

今年は、各地域のさまざまな行事にスタッフが手分けして参加して来ました。各区の運動会、懇親会、ブドウ狩り、お年寄りの温泉旅行など・・。 まずは地域住民の方々ともお近づきになることから始めました。

そして、教育委員会のIさんのコーディネイトにより・・、「できることからやってみよう」と動きが始まりました。「野菜の直販所」をしてみたいという希望が集約されてきた地区がありました。

収穫が訪れる初夏が楽しみです。

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生物多様性地域戦略策定へ

2011-02-14 22:29:51 | 黒松内・寿都

我が黒松内町では「生物多様性地域戦略」の策定作業をしています。 国は生物多様性の保全のために地域戦略を立てることを地方自治体に求めています。本日はその第2回目の会議でした。

戦略は、まだまだ、全国的にも10自治体程度でしか策定されていません。北海道では、道が本年度に「北海道生物多様性保全計画」を策定しました。そして、現在、黒松内町と礼文町が策定検討を開始しています。

辻井先生や鷲谷先生といった大御所の研究者も加わり、なかなか深い議論が展開されています。委員会は次年度末までに5回ほどの開催ですが、地域の生き物調査や町民参加のワークショップも企画実施される予定です。

楽しみであります。
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生のタラコ

2011-02-11 18:24:42 | 黒松内・寿都

 帰りつくと・・・、MRKさんが、「見て! 見て!」と。

おー!! 漁師さんが漁師さんからしか買えない、新鮮な生のタラコを入手。 もちろん無添加・・。本物はこういう色をしているのです。

塩づけの手作り加工方法を伝授して頂き、施され整列しておりました。
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チーズ

2011-01-29 12:20:40 | 黒松内・寿都
 
黒松内に春からチーズ工房がオープンします。新たに造られる町のチーズ工房が指定管理者制度で運営され、若手のチーズ職人IBA君とその師匠、そして、札幌でケーキショップを経営している方が代表となり、チーズ作りも体験でき、そしてスィーツやチーズ料理を食べられるお店となります。

 お試しチーズを購入し、目下MRKさんが熟成中です。毎日のように我が子のように磨いています。

 黒松内白井川地区は、移住者も相次ぎ、食工房やコミュニティカフェの話などがあり、これからが楽しみな地域です。
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豆腐を作ります。

2010-12-22 07:55:03 | 黒松内・寿都

 地域のお母さん達と恒例の年末豆腐づくり。 うるかした大豆を持って、じょい&のどかが参加します。

 夜は、おいしい無添加手作り豆腐が食べらるでしょう。
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餅つき

2010-12-17 11:25:26 | 黒松内・寿都

忙しい一日でした。

山村留学先の白井川地区の小中学校と地域のお餅つき会に行って来ました。高木家(自然学校)には今年は留学生は寄宿していませんが、1名が中学校へ通っています。 私達も学校の行事にはできるだけ参加しています。

 今日は餅つき会。 ふった、のどか、きしゅん、りさが参加しました。私は送りだけでしたが、白井川の餅つき会はたいそう盛会でした。

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午後は寿都へ。
札幌交響楽団が隣町・寿都の小中学校の全校の音楽学習で、なんとフルオーケストラでやってて、
1時間の生コンサートがありました。

子ども達と合唱したビリーブは、なかかな感動ものでした。 涙腺がゆるくなってだめだ・・・。

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 夜は英会話教室でお世話になったマット先生をお招きして、ふたりのさよなら会をしました。

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 民間助成金の申請書もなんとか書き上げました。
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開拓藩士の墓

2010-12-06 14:56:29 | 黒松内・寿都
                  

 私達が住んでいる黒松内町字南作開(さっかい)は、いったいどの位前から和人が住んでいたのか、定かなところはわかっていません。

 漁業が盛んだった隣町、寿都には松前藩以前、蠣崎氏などの豪族達が道南に居を構えていたころから和人はすでに住んでいたので、江戸時代にはすでに農耕地として拓かれていたと推測できます。

 さらに遡ると、7世紀中期に大和朝廷の命を受けた、征夷代将軍阿部比羅夫が艦船を率いて蝦夷地平定に寿都湾(であろう)地に来たという説もあります。日本書紀第二十六には、「阿部臣舟師百八十艇を率き郡領を後方後志に置く」と書かれています。

 黒松内はアイヌ語が語源です。「クル・和人、マツ・女(が住む)ナイ・沢」なのです。つまり、古くから道南には和人が住んでおり、ここ黒松内付近には 女の人がいる家族、生活があったと推測されるのです。

 一方、町史に記載されているのは、1845年に黒松内市街地に近い朱太川の渡守が畑を始め、作開では1855年に青森から来たニシン漁の漁師7名が農業を始めたとあります。なお、明治元年が1868年です。 幕末期まではまだうっそうとした森が広がっていたのかもしれません。

 そして、戊辰戦争。この後・・ここ作開地区と会津藩士とのつながりが始まります。幕府側についた会津藩はお取りつぶしとなり、斗南藩となり下北半島に領地替えをさせられます。それもつかの間、確か1年くらいで廃藩置県が敷かれ、旧会津藩士等はさらに北へ追いやられて北海道へ強制移住させられたのです。そして、ここ作開にもやって来たのです。

 1871年(明治2年)28戸135人が入植したと記録が残っています。この中のひとり、小池清次郎さんのお墓が地域のお寺・観音寺にあります。地域の鎮守様でもある神社に土地を寄進するなどし、きっと当時の人達に慕われ人望があった方なのでしょう。今も神社の氏神様として祀られています。このお墓を代々守ってきたのが、自然学校でもお世話になっている山岸重太郎さん(しげさん)なのです。

 そのしげさんが、新聞で大きく紹介されました。

清次郎さんの子孫の行方がわからなかったのですが、郷土史料家の北村さんが会津出身の医学者の生涯を綴った本を見つけ、その中から清次郎さんの名前を発見、東京にお住まいのご親戚のおひとりに今年、たどりついたのです。

自分の住む土地の歴史が分かること・・、感慨深いものがあります。
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毛ガニだ!

2010-12-02 12:45:11 | 黒松内・寿都

寿都湾でも毛ガニが獲れる時期となりました。スタッフと一緒の夕食の食卓にもあがりました。 黒松内は森がある中山間地ではありますが、実は港町寿都もすぐ近くです。漁師さんからお声がかかると飛んでゆきます。
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