先ほど花巻駅に到着。 JR釜石線に乗り換え釜石へ行きます。久しぶりです。今年になって始めてです。随分とご無沙汰してしまいました。
東日本大震災から、もう3年目。何か遠い日のことのようにも感じますが、まだわずか2年ちょっと前のことです。しかし、被災地では避難者の仮設住宅が続いている、まだまだ、道路、港湾をはじめ日常生活に必要なインフラの復旧は終わっていませせん。
北海道・ねおすボランティアセンターは継続しています。 釜石市鵜住居の栗林地区、海岸から車で7、8分の距離の仮設住宅を2軒、さらに10分ほど内陸に入った橋野地区では旧保育園を借りています。現在でも全国からやってくるボランティアが複数滞在し、協同生活を送っています。
現地スタッフが運営する「三陸ひとつなぎ自然学校」を立ち上げようとしています。すでに任意団体となり被災地支援活動からツーリズムによる地域づくりも始まっています。その法人化をめざしています。
今回の訪問の目的は、ねおすの被災地での活動から地元「三陸ひとつなぎ自然学校」の活動への移管準備です。ボランティアさん達は、ねおすのボランティアではなくなり、事実上「さんつな」にボランティアとなっています。スタッフジャンパーも「さんつな版」が通常着用化されています。
ねおすの職員だったジョイは、すでにさんつなスタッフです。 ねおすの支援活動は、直接支援から間接支援へと変えてゆきます。
平成25年3月末現在 (NPOアットマークリアス メール情報より転載)
人口・世帯[3月末]
人口 37161人(-252)
男 17,601人(-151)
女 19,560人(-101)
世帯 16,984世帯(-104)
※( )は前月との比較増減
人口動態[3月]
出生 21(233)死亡49(607)
転入 205(1292) 転出429(1347)
※( )はh24.4月からの累計
仮設住宅戸数・世帯数
建設数 3,164戸
入居世帯数 2,984世帯
全体入居者数 6,017名
仮設住宅団地数 66団地
※h25.4月末の数字
復興公営住宅
建設予定数 23
建設済み 1
うち建設中 7
入居戸数
・上中島 第一期54戸 5月入居開始
※4月21日、上中島第1期・第2期を含む5地区の募集開始
人口・世帯[3月末]
人口 37161人(-252)
男 17,601人(-151)
女 19,560人(-101)
世帯 16,984世帯(-104)
※( )は前月との比較増減
人口動態[3月]
出生 21(233)死亡49(607)
転入 205(1292) 転出429(1347)
※( )はh24.4月からの累計
仮設住宅戸数・世帯数
建設数 3,164戸
入居世帯数 2,984世帯
全体入居者数 6,017名
仮設住宅団地数 66団地
※h25.4月末の数字
復興公営住宅
建設予定数 23
建設済み 1
うち建設中 7
入居戸数
・上中島 第一期54戸 5月入居開始
※4月21日、上中島第1期・第2期を含む5地区の募集開始
社会雇用創造事業・・起業のためのインターンシップを行っています。 私にできることは、ベンチャービジネスとかいうような大きな作りではなくて、小さなファミリーサイズの起業のお手伝いです。
本年度は被災地域、被災地からの避難者を対象に実施しています。 現在3期が札幌と釜石と同時並行。約25名ほどの人達が、「私でもできる起業」を目指しています。 そして、今週は釜石に来ております。
釜石の実質人口(住民票あっても他地域に移動した人は除く)は、被災前に比べて1万人は減ってしまい、3万人代だった人口が2万代になったと推測する人もいます。 工事関係者の流入が相当あるので見かけ上は、減っているようには感じませんが、それは短期一時的なものでしょう。
この現象は、被災地の小都市だけに限らず、日本全国どこも同じ状態です。 被災地ではそれが加速度化されてしまいました・・・・。 北海道もこれから100万人が減少すると言われていますが、札幌に人口が集中、旭川、函館がなんとか横ばい維持が精一杯でしょう。 100万人の減少は田舎です。
日本全体では3000万とも4000万もの人口がこれから3~40年かけて減少します。
このことに目を向けないで未来を設計することはできません。
ここ釜石は、日本の未来を考えると、一足先にその状態がやってきていることになります。
だからこそ、スモールサイズ化する社会で、そのスケールに合った地域性にあった仕事の仕方を生み出すことは先駆的な立場にもあるわけです。
「絆」ということは流行語のように色あせてしまいました。
しかし、そんな表面的な きずな よりも 今、本当の意味でのコミュニティの再生が求められている被災地の現実があります。 でも、動き出している人たちがいます。
本年度は被災地域、被災地からの避難者を対象に実施しています。 現在3期が札幌と釜石と同時並行。約25名ほどの人達が、「私でもできる起業」を目指しています。 そして、今週は釜石に来ております。
釜石の実質人口(住民票あっても他地域に移動した人は除く)は、被災前に比べて1万人は減ってしまい、3万人代だった人口が2万代になったと推測する人もいます。 工事関係者の流入が相当あるので見かけ上は、減っているようには感じませんが、それは短期一時的なものでしょう。
この現象は、被災地の小都市だけに限らず、日本全国どこも同じ状態です。 被災地ではそれが加速度化されてしまいました・・・・。 北海道もこれから100万人が減少すると言われていますが、札幌に人口が集中、旭川、函館がなんとか横ばい維持が精一杯でしょう。 100万人の減少は田舎です。
日本全体では3000万とも4000万もの人口がこれから3~40年かけて減少します。
このことに目を向けないで未来を設計することはできません。
ここ釜石は、日本の未来を考えると、一足先にその状態がやってきていることになります。
だからこそ、スモールサイズ化する社会で、そのスケールに合った地域性にあった仕事の仕方を生み出すことは先駆的な立場にもあるわけです。
「絆」ということは流行語のように色あせてしまいました。
しかし、そんな表面的な きずな よりも 今、本当の意味でのコミュニティの再生が求められている被災地の現実があります。 でも、動き出している人たちがいます。
起業支援(内閣府基金事業)釜石2期生(通算13期)の基礎研修のファシリテート役で釜石に来ています。
研修は夜なのですが、今日は昼間の時間を使って、陸中海岸国立公園や生物多様性についての学習会。
陸前高田から環境省のレンジャー、久保田自然保護官にお越し願いました。
今後この地域は 三陸海岸復興国立公園として再編成されてゆきます。
頭を使うだけの企画作業、聞いているだけの講習だけでは 眠くもなるし、集中力もきれます。
研修の合間には、体を使って、お互いに協力して、他者との関わり方を体験的に理解を深められるようなゲーム手法も取り入れています。

本日は、社会雇用創造「あなたにもできるお仕事づくり」の基礎研修最終日。 自らの実習計画を作ってゆきます。 主体的に動く!!
起業マインドを自分で自分に養おう。