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高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

三生谷エコビレッジ

2018-05-22 20:12:44 | 国際交流

東アジア地球市民村の参加を目的に訪中していますが、その後に行われるオプションツアーがまた楽しみでもあります。これまでのオプションツアーは大理やお茶の産地の武い山などで事前に少しは想像できた場所でしたが、上海からけっこう時間がかかるというエコビレッジ見学だったので、どうしようかなあとちょっと考えましたが、参加して良かったです。 何事もトライアル、出会いはあるものです。

韓国人のキム先生、旅行学校という1年かかりの海外旅行という形態のなんとフリースクールを経営しているカンガーさん、日本人のりゅうさん、ゆりさん、韓国在住ののりちゃん、そして、半場強引に同行させたりーはん、中国人の劉さん(夏休みにビザがとれたら黒松内研修を希望)等と新幹線に乗って杭州東駅へ90分、そこからまたレンタカーで2時間以上かけて 人口600人(記録違いかも 190戸600人いたが、現在は40戸という説明だったかも・・・)のシューリン村という山村へ到達。 真っ暗だったので周辺状況はわかりませんでしたが、かなりの山奥・・・。

5月22日 高い山はないが、典型的な中山間集落でした。 ここへ移住して来た人々、子どもも含めて40人(30人?)ほどで、三生谷生態村というコミュニティを創って暮らしている人々に会いました。

午前中は代表の海潮さんからエコビレッジの紹介を車座になって受けました。

三生とは、 生態、生活、生産の3つの生を表している

Social,Culture,Economy,Ecologyがキーワードの生活を作っているが、まだまだその過程にある。 小中学生のためにフリースクールもあり、その先生方も都市から4人だか7人だったか移住してきている、代表は医学部卒で元製薬会社勤めの方、長期滞在するゲストが毎年70人くらいいる、農業文化がのこる中国の農村を大切にしたい、儒教や道教の教えを大切にしている、60日の体験プログラムがあるが、エコビレッジ開設の1ヶ月カリキュラムを杭州で今年開催する予定(たぶん有料)、収入の利益配分(本人30%、コミュニティの食材・生活資材へ30%、次の投資へ30%, 10%を予備費と考え運営)、心を開き多様性の受け入れ

とはいえ、まだまだ元々の地元住民とはうまく行ってはいないし、コミュニティメンバーが増えるとその間の意見の相違やトラブルもあるので、今後メンバーは増やしてゆきたいが、いろいろと途上である、とのことでした。

40代かな、赤ちゃんから5人の子育て中のお父さんでもあった・・。 エコビレッジの国際ネットワークのGENにも所属している。こんな人々が世界中にいるんだろうなあ・・・。

おおいに刺激を受けた晴爺さんであった・・・・。

 

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山今ト村にて

2018-05-20 13:37:15 | 国際交流

5月19日

上海中心市街地からバスで郊外へ夕方に移動。以前も開催地であった 山今ト村(山かんむりに今、ト cen pu村)へ移動。チャーターバスで2時間近くかかる農村地域。 生態村(エコビレッジ)として国からも補助がある農村地域振興地区。大きな沼がありいたるところに水路がある美しい村で、移住者も多く、ゲストハウスもあり、日本でいうところのグリーンツーリズムも進んでいる場所です。 前にも泊まったことがあるゲストハウスに夜9時頃に到着。

5月20日

私の事例発表をやめようかなあとちょっと逡巡(データーがなかった)が、りーはんがインターネットを駆使してクラウドに保存してあった中国語訳の黒松内ぶなの森自然学校のデーターをゲットしたので、実施することにした。であっても発表内容を当日決めて、中国版のLineである Wechatをつかって分宿している参加者に、その当日朝に広報伝達するという(他の分科会も同様・・・)というちょっと乱暴な進行方法なので、果たして参加者が集まってくれるか、心配でしたが、15名ほどが参集ましてくれた。 我が自然学校で研修、職員として実体験しているりーはんが、中国語で紹介してくれるので心強い以上の訴求力があります。 私は、KP(紙芝居プレゼン)法で自然学校の運営理念などを紹介。 まずまずの反響で役目は果たせたかな。

 

夜は、日本の三鷹チームの大友さんバンドや地元の農家の人によるライブ。 音楽はこの市民村にはかかせない交流ツールとなっています。

大友さんは私よりお兄さんなのですが、本業は有機野菜など健康によいものを販売している商店主ですが、昭和のシンガーソングライターです。 その歌声は魂を震わせるね。 おもわず、日本語で

日本のジジイの鏡ぃ~~!!、 西城秀樹は死んでも大友は死なねえぞぉ!!」と中国人にはわからないヤジ声援をとばしましたがな。

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第5回東アジア地球市民村開会 テーマはimagine

2018-05-19 06:45:56 | 国際交流

5月19日

上海市内の会場で第一日目、開会。 今日明日は、ここで基調講演や事例発表を行いました。 三重県の赤目の森の同輩、井伊野さんが参加しており、中国で彼の活動の5Wがわかったなあ。 赤目の事例と黒松内の事例をまずは発表してから 国際ワークキャンプのNICEの活動の順番で発表しようと考えていたのですが、事前の調整ができずに、行ったらすでに私以外の発表が決まっていたので、ちょっと手持ち無沙汰感もありました・・・。 かなりラフなすケージュールだけがあり、流れはその場でに近い感覚で進んでゆくので、それに慣れるのがまず先ね・・・。

基調となる韓国のキム先生のお話は書き留めておくような言葉が複数ありました。

教えない教育、Ientetyを育む教育、自分が東アジア人のモデルとなる この暮らし方にはImagineが必要である。

西洋人の直線的思考ではなく、アジア人の循環的思考へ  空いているスペースを創ることが大事 自分の生活を遊びのように

ビートルズのimagineの歌詞を もう一度、しっかりと吟味したいと思いました。

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東アジア地球市民村開催。

2018-05-18 06:41:22 | 国際交流

トライアルの開催から毎年開催を続けて5回目になるのだろうか・・・。日本に事務所を置くNGO日中市民ネットワークが開催事務局となっている東アジア地球市民村に今年も参加しました。トライアル会は上海で。翌年とその次も上海。昨年は日本の藤野で開催、中国の一般の方々が参加しにくいので、今年は、再び上海開催となりました。 日本から10名ほど、韓国から10名ほど、台湾から数名? あとは中国大陸人で合計100名以上が参加しました。

imageがテーマ、環境、自然、平和、教育などに関わる市民活動家の集会です。共産党国家主導の国ではありますが、日本で一般的に思われている以上に海外との交流は盛んです。そして、急速に都市化が進む巨大国家においては、農山村地域の過疎化・疲弊、少子高齢化はこれから日本以上に深刻化します。日本と同様な社会問題が顕在化しています。 私たちが暮らしやすい世界を創ろう、そのために想像しようが大きなテーマの情報交換の集会です。 初回の頃は公安印のパトカーも会場に来ていましたが、今はありません。

初日の宿は上海の高層ビルに囲まれた一角にある古民家というか、富豪が住んでいた低宅を改装したゲストハウスでなかなか居心地の良い空間でした。 上海空港で、台湾から移動してきたりーはんの出迎えを受けて、東京のラッシュ並みの地下鉄の混雑を経験してたどり着きました。 日本組みは分宿予定でしたが、なんどももう1軒は暑くて蚊が多いとかでこちらにほぼ全員集合となりました。 

杭州大地之野自然学校の代表まんごーさんが訪ねてくれて、私と同様に同校の顧問をしている上海在住の建築家の台湾人先生と一緒に歓迎夕食会にご招待してくださいました。

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コケッツランド整備

2018-04-26 17:31:41 | 国際交流

滞在中の国際ボランティアチームに作業してもらい、ニワトリの野外場から脱走できぬようにネットを張り替えました。

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台湾実践大学からの実習生

2018-04-25 19:29:54 | 国際交流
 
Skype面接
ここ6,7年になるでしょうか、台湾高雄の実践大学と夏期間(7月から8月の1ヶ月間)に子ども長期体験活動のボランティアとして実習契約を結んで、毎年2~3人の学生さんが黒松内に滞在して......
 

ペコのスカイプ面接からもう1年たったのだね。半年の実習が年明けまで継続して帰国。 本年度は残念ながら半年実習生は台湾実践大学からはありませんでしたが、夏の1ヶ月は2名が決まっています。

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国際ワークキャンプスタート

2018-04-23 11:41:12 | 国際交流

ゴールデンウィークの国際ワークキャンプがスタートしました。

黒松内ぶなの森自然学校はNPO法人国際ワークキャンプセンター(NICE)のワークキャンプの受け入れ先となって協働しています。 ワークキャンプとは、訪問先でその地域や受け入れ団体の仕事をボランティアワークすることで、宿泊・食事費用がかからずに滞在できる仕組みなのですが、NICEは日本のコーディネイト団体なのですが、同様な団体が世界各国にあり、それらが世界的なネットワークを形成しています。いろいろな国々にワークキャンプ受け入れ先を作り、そこへ世界中の若者(若者ばかりではあいませんが)を送り込んで、地域との交流を深めてゆくことを目的にした活動です。活動地への旅費は本人負担で、この仕組みへの登録には費用がかかります。 

自然学校では、毎年、この時期に5~8人程度国際混成チームを1週間が、自然学校周辺や渡辺コミュニティファームの整備、初夏には、ここ3年ばかりはウエールズの大学生・社会人団体が2週間、夏休みは長期村スタッフとして約1ヶ月間・混成3~4人を受け入れています。そして、昨日から、ギリシャ人、ブルガリア人、マレーシア人、日本人の6人を受けれいています。

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ぺこちゃん、さよならランチ会

2018-02-14 10:30:31 | 国際交流

台湾・実践大学から半年の実習留学をしていた劉さん(ぺこちゃん)がいよいよ帰国となり、送別ランチ会を山あいのお食事処「我妻」さんでしました。 暖かな台湾の南、高雄からの来道です。先日の中国からの子どもたちの受け入れ事業に合わせて滞在期間を1ヶ月ほど延ばして厳寒期を体験してもらいました。 夏の間は次々と事業や来訪者があったのでいろいろな体験実習ができましたが、冬ともなると館内のおそうじや除雪作業ばかりになってしまって申し訳なかったかな。

これまで夏休みの1ヶ月間実習は、同大学から受け入れていましたが、半年実習留学は彼女が初めてでした。 これを機会に来年からも定期的に実習生が後輩にも続くことを願っています。

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大地之野自然学校 再見!

2018-02-09 15:34:42 | 国際交流

黒松内ぶなの森自然学校に4泊した子等ともお別れです。 ひさしぶりに太陽が顔を出した気持ちの良い厳寒日です。思い切り雪と戯れることができたことでしょう。 小学上級生から中学生の少年少女達。10年、20年たって中国を、アジアを、世界へ羽ばたきリードすることでしょう。「違う場所で、いつもと違う人に出会いう」旅を続けてくださいね。 それらが地球の未来平和を築く力の糧となるはずです。

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お菓子で国際交流

2018-02-08 15:37:31 | 国際交流

滞在中の子どもたちへの活動は、地域との交流を意識して組み立てています。 農家とのふれあい。町内に住む画家さんを訪ねて絵葉書を購入、地元の小さな郵便局で切ってを買って葉書を書いて故郷に送る。

今夜は、子ども達が持ち寄った中国のお菓子の食べ比べ会を地域の方を招いておこないました。今回の子等の出身地は杭州だけではなくて、以外とほうぼうから集まっていました。その地元の銘菓を持ち寄ってもらいました。 日本だと名前は違うけれどにたりよったりのお菓子が集まりそうですが、その地域に古くから伝わるような、素朴だけれど伝統的なお菓子、その謂れや歴史が物語れます。子どもたちはしっかりとした紹介プレゼンをしてくれました。 なかなか立派です。日本の子どもではこうはいかないなあ・・・。

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