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◆ちゃんとしゃべれ! 治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

テロップを訂正するテロップが!

2007-07-31 20:08:53 | 言葉についてあれこれ
                    ご丁寧に、恐れ入ります
 「信を問う」という慣用句は、信用してくれるかどうかを尋ねるという意味ですが、一般庶民にとっては、耳にたびたび入ってはくるものの、自分自身では使う機会のほとんどない言葉ですね。ですから、若い人が「信を問う」を知らないとしても無理ないかなぁと思います。
 ところで、テロップ入力作業者の日本語力が、大体どこの局もみんな不足していると感じる、ということはこれまでにも書いてきましたし、アナウンサーやキャスターがしょっちゅう謝っているということも書いてきました。でも、このパターンは初めてですよ。
 「『国民の信を問う』なのに、テロップが『国民の真意を問う』となっていました、誤りです」と、「国民の × 真意を ○ 信を」というテロップまでわざわざ出してアナウンサーが謝罪するというのを見たのです。まあ、ご丁寧に、恐れ入ります。私は、こんなの初めて見たなぁ~と感心したのですが、前にもそういうの見たことあるよというかた、ご一報ください。
コメント
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