気の向くまま日記

とある凡人の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

勝者と敗者を分けたもの

2016年05月18日 | カープ、サンフレ、スポーツ

日本人である錦織圭がテニスの世界ランク4位にいることは信じがたいくらい素晴らしいことですが、大会で優勝するためにはいつも壁になっている絶対王者ジョコビッチを倒さねばなりません。



マドリードの大会で準決勝で善戦するも敗退
続く先日のローマの大会でも準決勝で対決し、第一セットを奪いながら第二第三セットを奪われ、またも敗れましたが、ポイント数の合計はたった1ポイント差という王者に肉薄する戦いでありました。

今日この戦いを批評する「勝者と敗者を分けたもの」という記事を読んでいて「これだ!」と思う言葉を見つけました。

ファイナルセットのタイブレーク3-3の場面、錦織はサーブをダブルフォールトしてしまう
この時の心境を錦織は
「硬くなってしまった。勝ちを意識し始めたところでもあったし・・・」

絶対王者ジョコビッチは「勝者と敗者を隔てた要因」を問われ、こう答えた
「今いる、その瞬間のみに集中することだ」

「勝てる!」と錦織は考え、「今いるその瞬間」から離れ、未だ来てない「未来」に意識が行ってしまったんですね。
未だ来てない「未来」を考えることは、すべて妄想の世界・・・
「硬くなってしまった」というように負のエネルギーを作り出してしまった・・・

ジョコビッチは常に「今、この瞬間」にいた!
このことがジョコビッチをして絶対王者たらしめている要因だと思うのです。