名古屋の今日の最高気温は27度。
まだまだ半袖で、過ごす方のほうが多いだろう。
10月も中旬から下旬になるというのに・・・地球温暖化を実感している(地球は温暖化どころか寒冷化しているという説もあるようだが)。
とはいうものの、街中を歩いているとショーウィンドウに飾られる服などは、すでに冬物になっている。
ドラッグストアなどの商品棚を見ても、入り口近くにディスプレイされているのは、風邪薬とハンドクリームになっている。
売り場を歩いてみて、気づいたのだがハンドクリームの売り場に、「ネイルケアクリーム」が置かれていた。
「ネイルケアクリーム」そのものは、昨年の秋ぐらいから登場し、今年の夏ぐらいからは「足爪ケアオイル」が売られるようになった。
夏場に「足爪ケアオイル」が登場したのは、女性がサンダルを履くためだろう。
「足爪ケアオイル」と言っても、足の爪も手の爪も「爪」であるコトには変わりなく、「足爪オイル」であっても「手の爪にも使えます」という、一文がパッケージに添え書きしてあった。
昨年の秋ぐらいに「ネイルケアオイル」を発売していたのは、いわゆる大手メーカーではなかったのだが、今年になると大手メーカーが参入してきている。
確かに、冬になると爪も乾燥をして、割れやすくなったりする。
今は「ネイル(「マニュキュア」というと男性諸氏には、分かりやすいだろうか?)」をしている女性も多く、医療機関などは別にして、一般企業であれば「ネイル禁止」という職場はほとんどないと思う。
それだけではなく、ネイルの色も「桜色」のような本来の爪の色に近い色ばかりではない。
「青」や「緑」「黒」といった色のネイルに、ビーズやラメをデコレーションしている女性も数多い。
「ネイル」そのものは、キレイだし案外人目を惹くファッションの一部でもある。
ただ「ネイル」そのものは、「爪を痛める」という問題がある。
そのため「きれいなネイル」をするためには、「ネイルケア」は必須なのだ。
きちんとケアをされた爪だからこそ、「ネイル」が映えるのだ。
もちろん「ネイル」をしていない女性であっても、爪が割れたり、筋が入ったりした爪は気になるし、(積極的に)ケアをしたいと考えているだろう。
もう一つ「ネイルケアオイルやクリーム」に大手メーカーが参入する理由を考えると、男性の「スキンケア」意識の広がりがあるのかもしれない。
男性で「ネイル」をする方は、まず少ないと思う。
だからと言って、爪の色が悪かったり、筋が入った爪というのは、恥ずかしいと感じる男性もいらっしゃるだろう。
今の20代、30代の男性は、スキンケアもしっかりするのが当たり前、という世代でもある。
PCやスマホを操作する指先というのは、案外人に見られていたりするものだ(特に、女性は男性の指先を見ていることが多い)。
そのような人を意識して「ハンドケアの延長」としての「爪ケア」という、提案なのだろう。
当然のことながら、男性よりも女性を意識した商品である、ということには変わりない。
最新の画像[もっと見る]
- 1か月前に広告されていた「父の日」 4ヶ月前
- 500万円の線引き理由が、わからない ー自民党党紀委員会ー 6ヶ月前
- 「紅麹」問題に隠れる、「健康的数値」について考える 6ヶ月前
- その建物は、街の風景にあっているのか?‐街リノベーション‐ 8ヶ月前
- 岸田首相や国会議員の給与アップよりも、優先すべき給与の見直しがあると思う 11ヶ月前
- 岸田首相や国会議員の給与アップよりも、優先すべき給与の見直しがあると思う 11ヶ月前
- 「バラマキ型補助金」を繰り返す、その原資はどこにある? 1年前
- 「敬老の日」に 1年前
- 「敬老の日」に 1年前
- そごう・西武労働組合のスト決行 1年前