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はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

死んだはずだよお富さん

2006年08月07日 | おんがく
 いきなくろべいみかさのまーつに
 あでなすがたのあらいがみー
 しんだはずだよおとみさんー♪

 まんが『夕凪の街 桜の国』にも出てくる昭和29年の流行歌です。歌っているのは春日八郎で、このレコード、僕の父も持っていて、僕の耳にもすりこまれています。
 で、ぼくはこれ、「松… あらいがみ… 死んだはずだよお富さん? …ああ、松の木のところにお富さんがユウレイになって出る歌かあ。」とずっと思っていました。しかしユウレイのでる歌にしちゃあ曲調がえらい明るい。これはどういうセンスなんだろう…?
 ある日その疑問を父にぶつけてみた。すると父、
「そりゃあちがう。あれは、ある男とお富さんが心中をはかって、それでも男は生き残って、お富さんのほうは死んだと聞かされていたのに、黒塀とりっぱな松の屋敷できれいな着物を着ているお富さんを見た。それで『死んだはずじゃなかったのか!?』という話じゃ。」
 なるほど! そういう話だったのな。心中ねえ…。あっそれで

 いきていたとはおしゃかさまでも
 しらぬほとけのおとみさんー♪        (→「お富さん」を聴けます

ってつづくのな。ん? でもそれでなんであんなに明るい曲なんだろ…??        

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