はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

カイロ

2007年12月13日 | はなし
18世紀末のカイロ。
カイロは、もともと「カーヒラ」であり、これは火星を意味する「カーヒル」の女性形。
今、火星がよく見えます。ふたご座とおうし座とオリオン座の真ん中あたりに。

 最近「カイロ」という街が妙に好きになって(行ったことはないんですけれどもね、空想の中で)、『カイロの紫のバラ』(監督はウッディ・アレン)という映画を久しぶりに観ました。といってもこの映画の中には「カイロ市」が出てきませんが。 『カイロの紫のバラ』という映画が大好きで何度も観ている平凡なアメリカ主婦の話。映画中映画ってわけですが、その映画の中の映画の『カイロの紫のバラ』という話は、エジプト・カイロに「紫のバラ」という伝説の宝を探しにいく話。エジプトは、西洋人にとっての憧れの冒険の地だったわけです。
 僕はこの映画、20年以上前に『カラーパープル』(監督はスピルバーグ)との2本立てを観に行きました。ところが2本とも途中で眠ってしまった。その日はそのまま帰り、あとで、あれは観ておくべきだったのではないか、と思い、もう一度見に行ったのでした。それから何年後かに手塚治虫さんが亡くなって、その時に、『寅さん』シリーズでおなじみの山田洋次監督が、手塚さんが山田さんに『カイロの紫のバラ』を観た話をしてこういう映画をつくってよと言っていたと新聞で読みました。この映画は、映画の中の登場人物(冒険家)が、映画から飛び出して「もう僕は2千回もおなじことをやっている。飽きた。僕は自由に生きたい!」と言って、映画を観ていた女性(主人公である女性)の手をとってゆくえをくらます、という展開になります。たしかにこれは、マンガ的な、手塚さん好みの話に思えます。
 僕はこの映画に流れている音楽が、昔の洋画らしくていいなあと思いました。


渡辺明、竜王4連覇!
    渡辺明 4-2 佐藤康光
 「防衛は難しい、挑戦者は勢いがあるから」とよく言われますが、ここ何年かをみるとほとんどのタイトル戦が防衛成功しています。森内の「名人」、佐藤の「棋聖」、羽生の「王座」「王将」、そして渡辺の「竜王」。タイトルを維持するためになにか秘訣があるのでしょうか?

◇そんな中、久保利明が王将戦挑戦者に! 相手は羽生善治
  先の王座戦は0-3で久保さん負けたけど、内容はスリルがあってほんとうに面白かった。久保さんは依然、好調を維持していますし、羽生さんも調子良さそう。
 
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