はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

2・26詰将棋の解答

2011年03月13日 | つめしょうぎ
  5三桂成


 僕はどうも「桂馬の空成り」からの導入が好きのようだ。前回のもそうだし、昨年のこれもそう。

 この初手「▲5三桂成」の意味は、飛車(3五)の横利きを活用するため。
 玉が6四から7五へ逃れるのをそれで防ぐ。



  5三同銀  6四金

 3手目▲7六角という“紛れ”がある。
 △6五歩合▲同角に、△同となら▲6三銀不成から詰むが、△6四玉と逃げて詰まない。


 飛車の横の利きを軽くしておいて、「6四金」。



  6四同銀  4五角  同香  3四飛

 「6四金」に、△同玉なら、▲6三桂成の“アキ王手”がある。 △同とには、▲4三銀不成で詰み。
 なので、「6四同銀」が最善手。

 そして、「4五角 同香 3四飛」と右翼を捌く。
 4五角のかわりに先に▲3四飛は、△同桂なら詰むが、△4四歩と応じられていけない。



  3四同桂  4三銀不成  5三玉  3五角  まで11手詰め

 はい、詰んだ。



詰め上がり図


 いちばん悩んだのは、この出来上がったカタチが、「いのしし」でいいのかということ。「うりぼう」がいいのか、いやいや「しろくま」かな~、と。 どう思います?
コメント
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