中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

「ではオバサン」

2013年11月05日 | 音楽&美術
 昨日は友人たちとMETライブビューイング「エウゲニ・オネーギン」を見てきた。数年前はフレミング+ホロストフスキー、今回はネトレプコ+クヴィエチェン。

 時代設定が原作より半世紀ほど後になっていたので、ファッションの華やかさが劣って残念。フランス人家庭教師トリケの位置も意味不明になった。

 それにタチアーナは、な、なんと、机に座って手紙を書いていた。ヤンキー・ガールじゃあるまいし。。。決闘もピストルじゃなくて猟銃!しかも両者、ものすごい至近距離!!

 それでも音楽にはうっとり♪ ゲルギエフとMETの楽団は相性がいいようだ。

 鑑賞後の食事の席で(オペラはさておき)こんな話がでた。

 「ではオバサン」という言葉があるのだそうだ(知らなかった)。どういうことかというと、日本と外国を比べて「フランス<では>こうですのよ」あるいは「どこそこに比べて日本<では>」などなど頻繁に「では」を持ち出す人を揶揄する言葉らしい。

 大いに笑えた。
 なぜなら我々は皆、語学教師なので、それこそ教室で学生にしょっちゅう「ドイツでは」「イギリスでは」「ヨーロッパでは」などとくり返しているものね~
 つまり私たちって「では先生」?



☆☆講演会予定。

12月5日(木)19:45~12:15
実戦女子短大特別講演(タイトル未定)in日野キャンパス

2014年1月18日(土)
朝日カルチャー新宿教室(詳細は来週書きます)


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残酷な王と悲しみの王妃 (集英社文庫 な)


☆「怖い絵」(角川文庫)
単行本に新しく書き下ろし2作を加え、全22作品です。

怖い絵  (角川文庫)


☆「はじめてのルーヴル」(集英社)2刷になりました♪
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☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
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産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088


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    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

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危険な世界史 運命の女篇

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印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

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名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


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名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

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☆「怖い絵2」、9刷中。

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☆「怖い絵3」 6刷中。

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☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
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おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

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 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

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sai
コメント (8)
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