イギリス中部レスターの駐車場から、昨年晩夏に骨が発掘された。背中が曲がり、矢尻が刺さり、頭部には打撲痕。大学がDNA鑑定し、リチャード三世と確証したとの発表があった。
遺体が見つかっていなかったとは知らなかった。戦死したとはいえ、敵味方ともに丹念に探したはずなのに、しかも特徴ある肉体のはずなのに、妙なことだ。
(*後記~夕刊によれば、教会墓地に埋められ、そこが駐車場になっていた由)
リチャード三世といえば、もうこの台詞に尽きますわね、
「馬をくれ、馬をくれたら国をやる!」
シェークスピアは凄い♪
映画ではローレンス・オリビエやアル・パチーノが演じていますが、わたしが一番面白かったのは、イアン・マッケランの「リチャード三世」。風貌もイメージどおりでしたし、「馬をくれ」の台詞のあと、死にゆく彼がカメラに(つまり鑑賞者である我々に)ぴたりと視線を向けてきたのが強烈でした。
リチャードはほんとうに甥殺しだったのか?
いや、彼は実際には善王だったと解き明かすのが、ジョセフィン・ティのベッド・ディテクティヴ作品「時の娘」。入院中の警部が、リチャード三世の肖像画に疑問を感じて歴史を追い進めてゆくというミステリでした。この機会にぜひ御一読ください。
☆☆レンザブロー「はじめてのルーヴル」更新しました。
「天使とキューピッド」です。
↓
http://renzaburo.jp/louvre/
☆☆☆月刊誌「クレア」に寄稿した宗教画についての記事がWEBでも読めるようになりました♪
↓
http://crea.bunshun.jp/articles/-/2688
☆☆講演会予定。
2月23日(土)
姫路市立美術館
http://www.city.himeji.lg.jp/view.php?pageId=5671&blockId=1285080&calendarMode=article
3月2日(土)
名古屋朝日カルチャー
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=190162&userflg=0
☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋)
2刷になりました♪
産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm
↓
「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088
☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪
☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
2刷になりました♪
○藤井フミヤさんがファン会報誌で推薦してくださいました♪
○日経新聞ブログ「丸の内ブック街」でも御勧めしていただいてます♪
↓
http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html
☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)4刷になりました♪
☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
6刷になりました♪
☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)
5刷になりました♪
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文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら
↓
http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm
☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。
☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html
☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)
☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。
☆「怖い絵」16刷中。
☆「怖い絵2」、9刷中。
☆「怖い絵3」 6刷中。
☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
sai
遺体が見つかっていなかったとは知らなかった。戦死したとはいえ、敵味方ともに丹念に探したはずなのに、しかも特徴ある肉体のはずなのに、妙なことだ。
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☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
sai