初台にある新国立オペラ劇場で、毎回公演プログラムを出しているのは、ご存知の方も多いと思います。わたしもたまに寄稿しています。
この前は「チェネレントラ」上演で「シンデレラ異聞」を書きました。
そして来シーズンは「映画の中のオペラ」(仮題)として、10回連載コラムを受け持ちます。お読みくださいね!
さて、今秋から来年にかけての演目は、以下の10作⇒
2009年.9月 『オテロ』(ヴェルディ)
2009年.10月 『魔笛』(モーツァルト)
2009年.11月 『ヴォツェック』(ベルク)
2009年.12月 『トスカ』(プッチーニ)
2010年.2月 『ジークフリート』(ワーグナー)
2010年.3月 『神々の黄昏』(ワーグナー)
2010年.4月 『愛の妙薬』(ドニゼッティ)
2010年.5月 『影のない女』(シュトラウス)
2010年.6月 『カルメン』(ビゼー)
2010年.6月 『鹿鳴館』(池辺晋一郎作曲/世界初演)
2月3月のワーグナーは、いわゆる「東京リング」という演出で、数年前の第1回「ワルキューレ」を見ましたが、とても新鮮でした。
嫌いだ、というワーグナーファンの声も聞きますが、わたしのようにワーグナーは苦手という者には逆に面白かった(それで再演の運びになったのでしょう)
戦場を駆け巡って戦死者を運ぶワルキューレという女神たちは、東京リングでは救急病院の看護士(?)になっていて、ストレッチャーを押しながら足で乱暴にドアを蹴り開け、「ヨーホーエ!」と雄叫びを上げていました。かなり笑えました。
オペラ初心者さんへのお勧めは、何といっても「カルメン」。無条件に楽しめます。「愛の妙薬」はコメディ好きの方に是非!安ワインを「惚れ薬」と騙されて飲んだ、少々おつむに難ありの、でも善良で愛がいっぱいの主人公が、めでたく恋人をゲットするまでのお話。抜群の後味の良さです。
歴史好きには「トスカ」。恋人たちの運命とナポレオンの侵攻が絡みあい、はらはらの展開。お芝居としてもすごくうまくできています。憎む相手をナイフで刺して、「これがトスカの接吻よ!」という決め台詞もありますしね!
個人的には「オテロ」と「鹿鳴館」に期待大♪
☆☆9月から開催の「THEハプスブルク展」(国立新美術館)では、10月24日(土)にわたしの講演会があります。ハプスブルクに関心のある方、美術好きの方、どうぞいらしてくださいね!⇒ http://www.habsburgs.jp/2009/07/post-9d1b.html
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
新聞での紹介から抜粋ーー「思わず見たい映画をピックアップしたくなるエッセー集」「映画の印象的なシーンに触発され、著者一流の物の見方を遺憾なく発揮している」「このテーマでこの映画?と驚くような選択も。公開当時は興味を覚えなかった作品でも、改めて見たいと思うきっかけになるかも」
![恐怖と愛の映画102 (文春文庫)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/417sNeYFWGL._SL160_.jpg)
☆「怖い絵3」♪ シリーズ完結篇です。3刷中♪
![怖い絵3](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51sMg6wgQUL._SL160_.jpg)
☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
![おとなのための「オペラ」入門 (講談社+アルファ文庫 D 61-1)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51oV4DpJSHL._SL160_.jpg)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
![歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫 な 50-1)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41jKxECSsfL._SL160_.jpg)
☆最新刊「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、6刷中♪
![名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/317DmprK0ZL._SL160_.jpg)
☆最新刊「危険な世界史」(角川書店) 2刷になり、帯が変わります♪
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html
![危険な世界史](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41OcgjypoCL._SL160_.jpg)
☆「怖い絵2」、7刷中。
![怖い絵2](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51DISobTrZL._SL160_.jpg)
☆「怖い絵」12刷中
この前は「チェネレントラ」上演で「シンデレラ異聞」を書きました。
そして来シーズンは「映画の中のオペラ」(仮題)として、10回連載コラムを受け持ちます。お読みくださいね!
さて、今秋から来年にかけての演目は、以下の10作⇒
2009年.9月 『オテロ』(ヴェルディ)
2009年.10月 『魔笛』(モーツァルト)
2009年.11月 『ヴォツェック』(ベルク)
2009年.12月 『トスカ』(プッチーニ)
2010年.2月 『ジークフリート』(ワーグナー)
2010年.3月 『神々の黄昏』(ワーグナー)
2010年.4月 『愛の妙薬』(ドニゼッティ)
2010年.5月 『影のない女』(シュトラウス)
2010年.6月 『カルメン』(ビゼー)
2010年.6月 『鹿鳴館』(池辺晋一郎作曲/世界初演)
2月3月のワーグナーは、いわゆる「東京リング」という演出で、数年前の第1回「ワルキューレ」を見ましたが、とても新鮮でした。
嫌いだ、というワーグナーファンの声も聞きますが、わたしのようにワーグナーは苦手という者には逆に面白かった(それで再演の運びになったのでしょう)
戦場を駆け巡って戦死者を運ぶワルキューレという女神たちは、東京リングでは救急病院の看護士(?)になっていて、ストレッチャーを押しながら足で乱暴にドアを蹴り開け、「ヨーホーエ!」と雄叫びを上げていました。かなり笑えました。
オペラ初心者さんへのお勧めは、何といっても「カルメン」。無条件に楽しめます。「愛の妙薬」はコメディ好きの方に是非!安ワインを「惚れ薬」と騙されて飲んだ、少々おつむに難ありの、でも善良で愛がいっぱいの主人公が、めでたく恋人をゲットするまでのお話。抜群の後味の良さです。
歴史好きには「トスカ」。恋人たちの運命とナポレオンの侵攻が絡みあい、はらはらの展開。お芝居としてもすごくうまくできています。憎む相手をナイフで刺して、「これがトスカの接吻よ!」という決め台詞もありますしね!
個人的には「オテロ」と「鹿鳴館」に期待大♪
☆☆9月から開催の「THEハプスブルク展」(国立新美術館)では、10月24日(土)にわたしの講演会があります。ハプスブルクに関心のある方、美術好きの方、どうぞいらしてくださいね!⇒ http://www.habsburgs.jp/2009/07/post-9d1b.html
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
新聞での紹介から抜粋ーー「思わず見たい映画をピックアップしたくなるエッセー集」「映画の印象的なシーンに触発され、著者一流の物の見方を遺憾なく発揮している」「このテーマでこの映画?と驚くような選択も。公開当時は興味を覚えなかった作品でも、改めて見たいと思うきっかけになるかも」
![恐怖と愛の映画102 (文春文庫)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/417sNeYFWGL._SL160_.jpg)
☆「怖い絵3」♪ シリーズ完結篇です。3刷中♪
![怖い絵3](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51sMg6wgQUL._SL160_.jpg)
☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
![おとなのための「オペラ」入門 (講談社+アルファ文庫 D 61-1)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51oV4DpJSHL._SL160_.jpg)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
![歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫 な 50-1)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41jKxECSsfL._SL160_.jpg)
☆最新刊「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、6刷中♪
![名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/317DmprK0ZL._SL160_.jpg)
☆最新刊「危険な世界史」(角川書店) 2刷になり、帯が変わります♪
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html
![危険な世界史](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41OcgjypoCL._SL160_.jpg)
☆「怖い絵2」、7刷中。
![怖い絵2](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51DISobTrZL._SL160_.jpg)
☆「怖い絵」12刷中