~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
「諸々の衆生に正法神理を説き調和の光明へ導かん」
先の続き・・・
しかしこれは反省を繰り返し、
自分の幼い頃まで反省していきますと、
もとの幼な子の清らかな魂に返るのですね。
神のみどり子に返ることができます。
それは反省以外にありません。
反省ができていなかったら、
善悪の基準が分からない間に犯した過ちによって、
その苦しみを一生背負っていくのです。
そしてあの世まで持っていかなくてはなりません。
常に反省させて頂いて、人様の前で聞いていただいて、
もう何とも思えないようになった場合は、
あの世に帰っても何ともないのです。
この世で反省を知らず、悪事を隠しておくと、
あの世で恐ろしい思いをします。
この世に肉体を持たれて、そして正しい道を述べ伝え、
人々に調和と安らぎと喜びを与える仕事をして下さるお方が
光の天使であると、そのように書かれております。
「心行」には「末法万年の神理なることを悟り、
日々の生活の師とすべし」
と説いていただいております。
永遠に変わることのない神理なることを私たちは自覚して
「心行」を日々の生活のお師匠様として
学ばせていただいたら結構かと思います。
この「心行」はただ読むだけ、聞くだけでは、
言葉になじめない方もあると
思いますので、理解させていただくために一行ずつ追って、
説明させていただいております。
「心行」の内容は意味が深く、
私のような者が解説できるほどやさしいものではないのですが、
私の知らせていただいた範囲内で説明させていただいております。
話はあちこちに飛びますのでいっこうに前に進まないのですが、
いつの日にか終わると思います。