
恩師のご著書「思いの中に生きる」より
死のとき
先の続き・・・
(略)夜が明けるころ、
御使いたちはロトをせきたてて言った。
「さあ早く、あなたの妻のとここにいる
二人の娘を連れて行きなさい。
さもないと、この町に下る罰の
巻き添えになって滅ぼされてしまう」
(略)彼らがロトたちを町外れへ
連れ出した時、主は言われた。
「命がけで逃れよ。後ろを振り返ってはいけない。
低地のどこにもとどまるな。
山へ逃げなさい。さもないと、滅びることになる」
(略)太陽が地上に昇った時、
ロトはツォアルに着いた。
主はソドムとゴモラの上に天から、
主のもとから硫黄の火を降らせ、
これらの町と低地一帯を、町の全住民、
地の草木もろとも滅ぼした。
ロトの妻は後ろを振り向いたので、塩の柱になった。
(創世記の記述を要約)