浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2020-10-24 00:08:13 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

    恩師のご著書「講演集」より

             講演集、 二

       自ら過去世を明かしてはならない


過去世については、言わなくてよろしい。
過去世みたいなものは、たとえいくら過去において偉かったとしても、
今生で呆けていましたら、それは駄目です。
過去世が何であったとしても、そんなものは関係ありません。
自分の過去世の分かる人は、
同時にこれを絶対に人に明かしてはならないという重荷を自ら背負いなさい。
私の過去世が何者であっても、これが何の利益になりますか。

それよりも今の私が、この言葉と行いと思いによって、私は正に神の御使いで
あるという証明をしたらいいのです。
私は神の御使いとして、思い、言葉によってそれを示すことができます。
過去世のようなものに捉われる必要は何もありません。
今、自分が神の御使いとして生きたらいい、証明したらいいのです。
自らの過去よりも立派に生きなくてはいけません。

もしそれよりも現在を落としてしまったら、自分の過去に傷を付けます。
その為に、過去の己を明かさないという重荷を自ら背負っていただきます。
ある方は「先生はいったい何者さんでございますか」と言われます。
「私は、あの田舎者でございます」「いや、ほんとうは何者ですか」
「ほんとうは私です」と言っています。

「いや、人間だったら、先生のようにはできない」と言うのですね。
リウマチで何十年間動けなかった方が、その場で治って動き出して歩き出され
たのです。
するとそのお姉さんが「先生は何者でございますか、こんなこと、
人間だったらできません」
「いや私は私です」あまり不思議なことが起きますとね、
このように聞かれます。

先日も娘さんが腹痛で七転八倒し、
「しっかりしなさいよ。もう二十分ほどで着くから」
「もう十分ほど頑張りなさい」と言って、
車の後の席でお母さんが娘さんを抱きしめて、
やっと着いたというので、両親がその娘さんを
抱きかかえて連れてきましてね。

その娘さんを寝かせて、私は立ったままで光を入れさせてもらいました。
すると、お父さんは自分の娘が、今いうのでおどろいて、私のそばに来て、
「先生はインベイダーですか」って言われました。
インベイダーと言うのは侵略者のことですね。
「インベイダーか」っておっしゃるのです。
これは悪意ではなく、地球人ではあり得ない出来事に驚いて、
そのような表現をされたのだと思います。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「御垂訓」 | トップ | 「御垂訓」 »
最新の画像もっと見る

浄心庵 長尾弘先生垂訓」カテゴリの最新記事