恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第三章 天上界への道
◆本当の神は罰など当てない◆
先の続き・・・
その時、自分の心は必ず苦しむはずです。
また、責める対象が他人であってもやはり自分の心は苦しみます。
もちろん、この場合相手の心にまで苦しみを与えてしまいます。
その結果、自分の心を暗くし、
人様の心をも暗くしてしまいます。
そして、同時に心は重くなり、光の量は減ってゆきます。
それはなぜかというと、神の御心にない心というには、
光に対する影となって心に闇をもたらし、
光の量を減らすからです。
自分の心が明るくならなければ、
いくら宗教をやってもなんにもなりません。
正しい法を実践すれば、正しいものの見方と
正しい心の持ち方と正しい言葉の話し方と
正しい行いというものが、その人の身に必ず現らわされてきます。
古い人格は消え去り、
それまでとはまったく違う生まれ変わったかのような
神の子としての本来性が現れてきます。
神様は、「己自身を苦しむることなかれ、己を愛し、
己を愛するが如く他を愛せよ」
とおっしゃいます。