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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

得るものも失うものも無き我れに
何を恐れん我れ神の中

「御垂訓」~心の扉~

2019-01-17 00:38:40 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

お写真は浄心庵「心の道場」にて禅定中の
恩師(故)長尾弘先生です。
何も人為的な処置はしておりませんが、
御覧のように道場全体が紫紅色に輝きました。


恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:分け隔てのない心は太陽の心


先の続き・・・

さて、先ほど言いましたように、
私の好きな言葉は、太陽の心です。
太陽は、太陽そのものが燃えて、
つまり、自らの身を燃焼させ、
その結果として現れた、
熱と光で他を生かしてくれていると、
考えることができます。
熱と光とは慈悲と愛です。

宗教の宗と言う字は、
宇宙を示すと書きます。
宇宙を示す教えこそ
本当の宗教であり、生きる指針です。
その最も近い宇宙は太陽であり、
太陽系の宇宙です。

身近な太陽系を思うとき、
それは人の生きる指針を教えてくれます。
自分を燃え上がらせ、
自らを犠牲にして
他に慈悲と愛を与えなさいと、
言う教えが
太陽の中に現れています。

太陽には差別というものはありません。
病人にも健康な人にも、金持ちにも、
そうでない人にも、皆、平等に光と熱を
与えてくださいます。

太陽の心を持つなら、
私たちも全ての人と分け隔てなく、
全く平等のお付き合いを
しなくてはならないと思います。
どんな人にも分け隔てなく、
恵みを与える太陽の心は神の心です。




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