恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
光に満たされると病が消える
先日F市で質問の時間をいただきました時、
或る五十代の男の方が手を挙げられました。
「どうぞ」と言いますと、
「質問は無いのですけど、先生にお礼を申し上げたいのです。
私はぎっくり腰で今日はタクシーに乗ってこの会場まで来て、
人の手を借りてやっと部屋まで来たのですが、今は全然何ともありません。
お話を聞かせてもらっている間に腰痛が治り、なんともなくなりました」と言って、
前で体操をしておられるのです。
すると、肩の痛かった方が何人も、「そういえば、私も何ともありません。
治った、治った」とおっしゃいました。
それはなぜかと言いますと、その会場が光に満たされるのですね。
光に満たされますと、あそこが痛い、ここが痛いという闇が消し去られてしまうのです。
肉体の不調和、つまり痛い苦しいというのは全部闇です。
その闇は法の光で照らされた時、光にさからうことはできませんから、
痛みが消えてしまうのです。
こういうことはよくございます。
お医者さんから見放された肝硬変の方が、お話を聞いていただいている途中で、
完全に治ったという例があります。
そのお医者さんはなぜ治ったのか分からないとおっしゃっていますね。
まさに奇跡です。
一般的には全く考えられないことですから、奇跡が起きたとおっしゃるのです。
しかしそれは光によって闇が払われただけのことです。
そのように寄せっていただく先々で、
信じられないような奇跡を見せていただきます。
~ 感謝・合掌 ~