笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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アウト×デラックス の人間愛

2015年06月03日 | テレビ
『アウト×デラックス』をこのところ過去回をざざーと見ている。
マツコ・デラックスさんも
南海キャンディーズの山里さんも出ているし
人気の番組なので気になって
数回見たことはあるんだけど
なんか
良さが分かんないなー
って
思ってたんです。

芯の部分が理解できない疎外感
と言ったほうがいいかもしれない。

「アウト軍団」というレギュラーメンバーは
一般の方とタレントが混じった不思議な雰囲気で
一見したら
このひとたちは大丈夫なのかな?
って思う。
とにかくエッジが利いている。

「アウト」ということで
なんとも言えないことを「あり」にしている番組だ。
ナイナイの矢部さんが
「あうとぉ~」
という掛け声は
なんなんだろ
と釈然としなかった。
従来
テレビの枠では収まりきれない個性を
枠にギュギュと押しこめる作業だ、あれは。

そして
次から次に「アウト」を量産し続けている。
常に
アウトな人間を欲している。
見つければ見つけるほど
「アウトいね~がぁ」
と血眼で捜すモンスターみたいな番組です。


ずううと見続けて何に気がついたかと言えば
人間愛です。

どのひとも
一生懸命生きてる
愛おしいな
って
ふとした瞬間に感じてしまう。

ぐっずぐずのだっるだるの展開に駆け下りそうになるときが多々あり、
それを矢部さんやひな壇にいる山里さんが軌道修正していくのも見どころだけど
そんな
敏腕の芸人さんさえ及ばない
圧倒的にキラキラした人間らしさが
ほんの一瞬だけ垣間見えるのです。

どの瞬間のこれ!
とは明確には言えないのですけど
私の場合は
見続けていたあるときに「!!」と気付いてしまって
それからはもう虜です。

人間は多面体だから
いろんな側面からの美しさがある。
一見して分からないかもしれないけど。
その美しさの発見まで
ジッと観察してて良かった
といまは心から思ってます。
すぐあきらめちゃダメよね。

それにしても
マツコさんは優しい。
ちょっぴり世間からずれている人に対する温かい目は
マツコさんを通して
この番組に充満します。

マツコさんの包容力が存分に発揮されるだけじゃなく
ここにいる坂上忍さんが
どの番組よりも面白いと思うことや(ブレイク以前からひな壇、以後もひな壇)
あんなに最初は困惑した柿沼さんのナレーション
もう、なしではもう見てられないなど
お気に入りポイントがさまざまに飛び散っているこの番組。
ウッチャンナンチャンと番組やってたころから大好きだった高橋ひとみさんもいるしね。
当時からこの人が話すと空気が変わると思ってた。

いろんな要素を
つぎつぎに取り込んでは
奇跡的なバランスで安定を保つ妖怪番組ですよ。
もちろん
いい意味で。

苦手だった
ミラクルひかるさんも
かなり好きになってしまった。
もともとだいぶオカシイ人…というか
どの番組出てもテンパって変になっちゃう人として認識していたんですけど
そこが素敵に活かされる番組があるとは
と感動してます。

今週から
毎週予約にしました。

では今日はこれでオシマイにゃ。

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