笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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先週のアンタッチャブル柴田さん

2013年05月13日 | テレビ
アンタッチャブルの柴田さんが
アメトーークに出ていました。

30周年特別企画に
ちょいちょいアンタッチャブルとして
過去のVTRが流されていたので
あれ?なあにこれ。
と、復活の兆しを感じていましたが、
意外と早くそのままアメトーークに
「毛深い芸人」として出演されていました。

へー
ふーん

かつて
わたしのなかで
漫才師現役1位がアンタッチャブルだったことがあります。

主軸のネタを
どんどん茶化して
流れを邪魔する漫才のスタイルは星の数ほどある。
でも
アンタッチャブルは
山崎さんのキャラクターの仕上がりと
柴田さんの一歩引いた的確なツッコミが
絶妙で
山崎さんにイライラする前に
すごく面白いと思ってしまっている。
うざいキャラなんだけど
笑わせるためのスイッチを押すほうが
ウザイと感じる脳みそよりも
早くて、
こいつ邪魔だなー
って一回も思ったこと
わたしはない。
当時からウザイって言っている人いたし、今もいると思うけど
あのときは
うわーめんどくせー
って客が思う前に
柴田さんが
そう態度で示していた。
スイッチを入れるのはいつも柴田さんで、
そのうち
イライラさせられている柴田さんが
面白く見えてくる。
最初は
山崎さんの細かい言葉遊びやアゲ足取りに目が行くけど
しだいに
柴田さんの翻弄される様を
楽しむ漫才に変わっていく。
あくまでも私の偏った意見です。
だから
山崎さんひとりでは
ちょっとなー
ってコンビのときは思っていた。

アンタッチャブルはネタの構造どうこうの前に
「人」の力が強い。
人柄なのか
個人の魅力なのか
ふたりじゃないと成立しない
そのひとだよりの良さがあった。

だから
柴田さんがある日突然理由も分からず
バッくれて
未だにその理由をきちんと皆がイジリきれてない
ってのは
ものすごく
漫才コンビ・アンタッチャブルとしては
痛手だと思っている。
アンジャッシュ渡部さんが
いじっているところしか見たことない。
いろいろ言われているけど
本人からキッチリハッキリ
笑いとしてのオトシマエをつけてもらうまで
本来の理由なんてどーでもいい。
大事なのは
オチだ。パンチラインだ。

柴田さんは
竹山さんのライブでも
アンタッチャブルの漫才復活を願ったり、
ちょいちょい漫才イベントに
名前を見かける。
漫才師への情熱があるのだと思う。
ブログも対話形式だし。

漫才は
人を見せるものだと
確かバナナマン設楽さんが言っていたと思う。
そのネタが
たとえ何度練習してきたものだとしても
まるでそのひとがその場で考えついたように
話さなきゃいけない
そういうお約束でできている。
だからこのひとが言っていることは
信用ならないかも
って
一瞬でも思っちゃうと笑いにくい。
そしてアンタッチャブルの漫才は
ふたりのことをまるっと信頼できちゃうから
面白かったんだよね。
代わりがきかないから
愛せたのだ。

スタイルが漫才だったもんだから
損している
と勝手に思っている。
コントだったら、
大手を振って
ふたりのネタが見たい
って言えたと思う。
でも
漫才だったからさ
かつての輝き知ってるからさ。
今後しばらく柴田さんがテレビに出ても
それが
よぎりまくると思う。

今回のアメトーークは
まわりが微妙に引いた空気になるのを
うまく笑いにしているように見えた。
そのうち慣れるんだろうか。

ハッキリ言って
そんなに
漫才漫才
とこだわる必要はないわけで
ふたりとも今後はタレント活動で成功すれば
それでいいじゃん幸せじゃん
とも思っている。
柴田さんの芸能界復活を懸念しているわけでは全くなく。

ただ
かつて私の中の現役1位だったもので
未練があるのです。
違和感を感じてるとか
言っているくせに、
どうなるのか復活するのかしないのか
どうしても気になる。
こだわっちゃってんの、わたし。
複雑なんです。

ところで
今の現役1位は
サンドウィッチマンです。
なにかドッキリ的な番組の
飲み会隠し撮りで
サンドウィッチマンの伊達さんが
アンタッチャブルの柴田さんのツッコミを参考にした
と言っていて
鳥肌立ったのを覚えています。

好きな漫才師同士のエールの交換って
めっちゃ鳥肌たつところやんけ。

とは、小杉さんが
ブラマヨとゆかいな仲間たちで
ナイツがゲストの時に言っていた名言です。
え?ナイツだったよね。
これみて、
ああ小杉さん…お笑いが、漫才が大好きなんだな
って思ったんだけど
それはまったく別の話
でした。

いつかブラックマヨネーズの現時点も書こうっと。

それでは
今日はこのへんで。
この
ワンテーマの偏愛的コラムにしてから
楽しさとは裏腹に
アクセス数下がりまくりです。
求められていないのなら
余計に血が踊るぜ。

ではまた水曜日に。




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