笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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テレビ感想とコドモとオトナ

2012年11月05日 | テレビ
テレビ三昧とは行かないですが
わりと思いだすとみている。
そんなテレビ好きの私です。

特筆して何か書きたいのですが
そんなことはめったに起こるものではないので。

・さんまのまんま
関東と関西では関東のほうが遅れて放送している。
というのに加えて
時間帯もころころ変わる。
今週は
小林幸子さんと美川憲一さんが
それぞれゲストの回を
2回分放送していて
濃いいなあ
と思いつつ見ていました。
ザ・芸能人。
とはなにか
と聞かれたこういう人です
と言えるような典型的なふたり。
幸子さんは来年で50周年だそうです。
すごいねえ。
同じことを人生の中で50年続けるって
それだけで凄いなあ。
ふたりとも
人当たりが良く
わたしたちが芸能界に抱く
ねちゃねちゃした印象(どんな印象?)から
程遠いサバサバしたものの考え方や言い方をする。
ということが心に残りました。

・ケータイ大喜利
ジャルジャル
もこみち
女優さんがゲスト。
大喜利がちゃんと面白くて満足です。
ジャルジャルは
芸人さんとして爪痕を残そうという気配を
感じられて
ちょっと「お!」と思いました。
ケータイ大喜利で
芸人さんがゲストでも
だいたいチャレンジはしないものです。
そういうときって駄々滑るから。
主役はあくまでも投稿メールなので
そんなにやらなくてもいいはずなのです。
ジャルジャルは
そんなに滑らなかったことをちゃんと記録しておく。

・オンバト
今回は見て良かった。
スパイクとニッチェが受かっていて
両組とも
しっかり面白かった。
ニッチェの江上さんが
オンエア決定後のコメント。
楽屋で
スパイクと話していて
女芸人うちらだけだね
バトっちゃう?
とか言っていたら
ふた組ともオンエアで
わたしたち「格好いいなあ」って
言いあった
とコメントしていて
なんと
お宝のようなコメントを言ってくれるのだろう
と感涙。
スパイクの漫才は
やっぱり好み。
ここまで完成されたしゃべりで
標準語でなかなか…。
絶対的に面白い!
とまだ断言はしませんが
いや、これはあるよ
と思っている。
何しろふたりともが堂々としていて、
目が据わっている。
漫才というのはひな形が基本的にあるものなので、
パターンってそこまで見つけにくい。
近年の漫才ショーレースについてもそうだけど、
パターン探しに走りがちな昨今。
本来、漫才って
そういうんだっけ?
ってふと思うのです。
みんなに愛されてきた漫才って
結局、型の決まったやつなんじゃないの。
スパイクを見ていると
漫才を愛する気持ちがムクムクと…。
ご本人たちの真意とずれているだろうけど。

・ガキの使いやあらへんで
とっておきの切り札顔。
と言う企画。
簡単に言うと面白い顔をしてみせるやつですね。
今週は
アンガールズ田中さん
エレキコミックやついさん
でした。
やついさんファンとしての感想は
ハラハラしたけど
よくやっていたよ。
良かったよ。

・サワコの朝
西原理恵子さんが御出演でした。
わたしはこのひとをわりと長い期間、観察していて
好きか嫌いでいったら
たぶん嫌いだろうけど
それでも
気になっちゃう。
この感情は…。
と長年思っていたのです。
番組の中で西原さんが雑誌で仕事をしていたころのアンケートで
「つまらない」という意見も
「おもしろい」という意見と同じくらい大事。
と言っていました。
「つまらない」と思っているということは
じっと見ているわけだから
気になっているわけだから
お客さんである。
と。
無視されるような作品が一番ダメなのだ。
つまらない
って思われることは
無視よりずっといい。
それを聞いて
私はこのひとが好きなのかも。
という結論に落ち着いたんです。

同意しました。
つまらない。
という意見に逆上しちゃうのは
子どもです。
大人はにやっと笑って
そうかいそうかい
と流すべし。

以上…。
と今日は短いので
最近、考えていることを。

この国は
成熟した大人の文化よりも
未熟な子どもに向けた文化を
ちやほやしすぎたのではないだろうか。

わたしたちの父や母が見ているものと
未成年がみているものが
同じではなく
若い文化のほうが
マスコミにとりあげられることが多い。
たしかテレビがはじめて家庭にきたときは
みんな一同に会しテレビを見ていたし
どの家庭も共通の話題で盛り上がっていた
と聞きます。
子供だましの手法が横行する
大人を置いていくようなテレビ番組が増えたように思うのは
気のせいでしょうか。
「歌うま」でさ~。
と妹が話していたのを聞いて
そういえば最近歌がうまいひとをメインとした番組がいくつかあるね
と思い当たる。
それって
たぶん欧米のひとにしたら
びっくりだろうな。
歌を歌う人はうまくて当たり前。
という文化ではないことの裏返しだもの。
全力パフォーマンス。
え?
パフォーマンスって全力じゃないの?
っていう。

エンタメそのものが
まだまだ未熟な国なんです。
見ているほうのエンタメ偏差値も低い。

ネットの書き込みを見ていて
読むに足らない意見ばかりで驚きませんか。
情報源をしっかり読み解かない、確認しない。
いい加減で
自分勝手。
責任はとりたくないから
コメント欄だけに意見書いてぇ。
見つかりそうになったらアカウント消してぇ。
ちゃんとした意見よりも
正論をきどって自分アピールが優先。
って
全員子どもなんだよね。
子どもと思ったら腹が立たないけど
さびしいよ。
もっと大人が厳しく言ってやらんとダメだ。

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