笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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女性芸人VSオネエVS男性芸人 in ロンドンハーツ

2011年12月07日 | 面白い女性
水曜恒例。
ロンハーの感想。

ロンドンハーツは
女性芸人チーム
オネエチーム
女装した男性芸人チーム
が、美を競い合ってました。

どういうこと?
とテレビ欄を見て思った。
チーム対抗で
ひとりずつ代表者を出し、
来日、間もない外国からいらした方に三人の中から選んでもらい
選ばれたひとは抜けていく。
最後まで残ったチームが負け
という具合でした。

まあまあこの企画自体の勝ち負けは、ね。
外国人のチョイスは番組によるものですし
ケニアの方はぽっちゃりを好むなどありますし
ある程度、演出を感じる。

見ていて印象に残ったのは
女性芸人が(淳「女性なのに!」)選ばれず、
自分のチームのブースにへろへろと戻り、
だんだん最初のお化粧やおしゃれが荒くなっていきながらも
しっかりとした返しをしていたことでしょうか。
傷つきたくないので代表になりたくない
ハリセンボン春菜ちゃんと
アジアン隅田さんの哀しい背中。
それでも自分を奮い立たせて行く格好よさに
ゾクゾクです。
春菜ちゃんの安定感は衰えをみせず
ロンドンハーツに毎回出ているわけでもないのに
どんな場でもなじむことができますね。

大久保さんや隅田さん
バービー、まちゃまちゃが出演。
女性芸人はこういう場面に強い。
女の子がこういう企画で戦う事自体
悲哀に満ちてもいいはずですが
ポップになる雰囲気は、
このひとたちが長い時間かけて培ったものだ。
着実に仕事をしてきたからこそ
今があるねえ
と遠くを見つめていたんですが、
積み上げてない場合はどうなるか
というのは
ひょいと
隣を見てみて気付きました。

今回、最後まで男性に選ばれず残ってしまったチームは
オネエキャラチームだったのですが
本当にかわいそうだったもの。
なぜって
真剣と書いて「マジ」だから。
美にたいして、モテることにたいして本気だから
選ばれないとホントにつらい感じに映っちゃう。
IKKOさんとかKABA.ちゃんとかがご出演でしたの。
そこを笑いにする
っていう発想にないのです。
そりゃ芸人じゃないから
そうなんだけど。

そこで、
あ、
これと同じ感じを知っていると思い当りました。

二週前のロンドンハーツです。
女の自分番付
という企画で
男性ゲストがスタジオにいる10人の女性タレントにランキングをつける
というやつをやっていた。
生々しい女の戦いを見れるかと思いきや
選ばれないとひたすら辛い
笑えない雰囲気がびんびんでていて
かわいそうだし、試練だね
なんて同情しつつ
「なんだよー、もっとさらけだせやー」
と(無責任にも)思ったのでした。

だって
マジだもの。
選ばれなくて「おいしい」って感覚ないから。
そこは女性として
アイドルやモデルとしてのプライドですもの。
別に悪いわけでもなんでもないんだけどさ。
こういうところで本音をあけっぴろげて言えるのって
青木さやかさんや梨花さんの時代でもう終わったのかしら。

ところで昨日の番組で
女装の男性芸人チームはどうだったか
というと
一抜けして、野次を飛ばして
ずるい立場です。
選ばれなくても
なーんともない。
傷つくこともなければ
イメージが悪くなるわけでもない。

でもこの企画に限らず
こういうランキングにおいて
よっぽどの最下位でも
女性ほどダメージはないんです。
そこは横一線の実力勝負もしくは運がものをいう
女性ほどデコボコしたヒエラルキーがない世界だからかもしれません。

話は少しずれますが
先週だったか…おかっちmcで
トータルテンボスの藤田さんが
「アンケートが前のめり」でまじめすぎる
との指摘をうけ
実力があってもテレビに出れるとは限らない「この現状」という
アンケート内容をバラされ、
さらに「おもしろくないのにテレビに出ているやつはだれ」
という質問に対して
「クワバタオハラ」と苦々しく言い、
まわりに
「それマジのやつ」だーとツッコまれていました。
わたしは藤田さんに言いたい。

言いたい事もその気持ちも
よおおくわかるけど
そっちの世界とこっちの世界は違うのよ。
女性芸人はもともとの笑いの実力よりもタレント性が物をいうときもあり
だからって楽なわけでもなく
テレビに出られるから幸せになれるかっていえば
そうでもない。
冠番組があったって不幸になったらどうしようもない。
そこまでして不幸せである必要もない
とわたしは思うんだ。
ダイエットでテレビでてもいいじゃないの。
生きていかなきゃならないんだから。
もちろん芸人としての尊敬とはまた別のところにありますが。

ただ
そこに恨みを持つのは違わないでしょうか。
一番言いやすいやつを
言った
って可能性もあるけどね。うーん。

とここまで書いて
いまオセロの中島さんのこと思いだした。
元気かなあ。

ん。
何の話だっけ。
そうそう。

昨夜
オネエ軍団と
女性タレントたちは
同じカテゴリー。
って決めた話だった。
いや
違う。
「美」にこだわると
ロクなことはありません。
ってことだったか。←全然違う

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