笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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東京03を褒めちぎって行こう~番外編~

2009年10月19日 | テレビ
どうもどうも。
今回で最終話です。
あきらめずに見ていてくださった方、
ありがとうございます。
今日はじめて迷い込んだという方、
いらっしゃいませ。
はなこば、と申します。

さて、
最終回に何を書こうと考えたときに、
以前、褒めてくださった方がいらっしゃった
「東京03を褒めちぎって行こうの回」連載の
続きではないですが、
そのラインで
記事を書こうかと思います。

未見の方は
角田さんのブログがランキングを目指していた頃に書いた、
こちらを↓どうぞ。
特に、ネタ編がおすすめです。

東京03を褒めちぎって行こう ① 角田編

東京03を褒めちぎって行こう ② 豊本編

東京03を褒めちぎって行こう ③ 飯塚編

東京03を褒めちぎって行こう ④ ネタ解体編

これからの東京03はどうなっていくだろう。
と妄想いたします。
なんたって、
コントの王者になってしまったのですから。
東京03は成功するのかどうか。

まず、成功とはなんぞや。
東京03にとっての成功とは、
末永く同じスタンスで
良質のコントライブを開くこと
です。
いままでと
変わらんじゃないか。
とおっしゃる方もいるかと
思うのですが、
渡部さんのラジオにて、
昨年のDVDが発売保留になっていた
とか、
バナナマンポッドキャストにて
もうテレビが見えないから
と会議を開いた
とか、
はっきり言って、周りの温かさがなかったら、
とっくに心がくじけて
辞めていてもおかしくない事実が
いっぱいあったのだ
と優勝したおかげで分かり、
たぶん表面に見えてこないだけで、
掘れば(感謝祭の件しかり)もっと出てくるに違いない
と思いました。

だからこそ、優勝したことは意義のあることです。
ライブを含め
DVDの売れ行きも
期待できるため、
成功・・・ライブを続けていける
ということが現実味を帯びたと思われます。

昨年キングに輝いた
バッファロー吾朗
が今年、
20周年イベントとして、
一ヶ月ぶっ通しライブを慣行いたしました。
不遇の時代に自分たちで草の根イベントを続けてきた
バッファのおふたりの真骨頂。
彼ららしい企画満載で、しかもゲストが毎日超豪華。
たとえば、
わたしが一番行きたかった企画は
木村さんの「嫁にこないかII」
友近さんや鬼奴さんがご出演でした。
大阪に住んでいないことが悔やまれました。
(マジで新幹線で行く予定でしたが、諸々の理由で断念)
そりゃあ、テレビで売れっ子になったわけではありません。
だけど何より
彼ららしいライブが続けていけるのですもの。
東京03がこの道を歩むとしたら(芸風という意味ではなく芸人として歩む道ね)、
素晴らしいことです。

KOC以後の東京03を観察していて、
大丈夫だろう
ブレないだろう
と思うことができました。
3人いるってことが大きな救い。
そら、不器用で不運なのは相変わらずですが、
お笑い戦国時代。
先陣を切って、戦う必要はないと思います。
それよりもどう死なないように行くかを考えたほうが
近道だし、末永く生き残るコツです。
才能のあるひとの席は埋まっていますし。
ただ、
あのバナナマンでさえ、
全国ツアーは赤字である
という事実。
赤字でも
ほかで取り戻せるくらいの知名度は必要です。
今年、そこまでいけるかしら?
というのがキーポイントです。
わたしなりの意見ですが、
角田さんの離婚や
豊本さん・飯塚さんの家庭事情
を聞くにつけ、
いいネタだよなぁ。
とつくづく思います。
ちょうど、くりぃむシチューが売れかけていた頃に、
有田さんの家庭の不幸が
散々いじられたように、
笑えるか笑えないかギリギリのところが
注目さえされれば
企画を成立するに値する
人生の奥行きを持っている
と思っています。
角ちゃんが今年のバレンタインにフラれた話は
タイミングさえ外さなければ
最高に不幸で面白いです。

人生を切り売りできるだけのネタがあるので、
少々キツイですけど(でも設楽さん曰くプライドは一回捨てないとねby伝説の4月14日Podcast)、
突破口はある
と思っています。

本気で東京03事変にて(←これ、調べたら2チャン用語らしいです。はずい)、
そのあまりの不運さに一瞬心配しましたが、
もうこれ以上は
しばらく、ないであろうことを祈って(祈って?)
これで完全に調子には乗れなくなりましたし、
これまでも周りが支えてくれたのは、
人間的魅力があったからです。
だからこれからも大丈夫であるはず。

結果、あんまり褒めていない?
大丈夫。今から褒めます。
ここまでは芸人さんとしてのスタンス。
さて、見ている側としてはどうか。

キングオブコントでファンになった人は
もう東京03からは
逃れられない。
と確信をもって思うのです。
だって、
決勝で披露したネタ。
おぎやはぎもポッドキャストで言っておりましたが、

ほんとうに面白いコントは
あんなもんじゃないです。

あそこで披露した2本は
営業用に何度も披露している
くすぐりのようなネタです。
で、
すでにこの2本を知っているひとは
全員おもったはず。
「このネタのチョイスで大丈夫?」
本来のウケ具合を知っているので、
まさか、本番、あそこまでウケるとは思わなかった。
奇跡のようにウケたのです。
アンタッチャブル柴田さんに言わせれば
「飯塚至上最高」につっこみが決まっていた。
本来、
彼らが披露するネタは
尺が長いのに
それを感じさせない
スリリングでいて、
根が深く
人間の深層心理をついた
それでいて笑いに着地する
大人のコントです。
さらに単独ライブを通してみると分かりますが、
パターンを感じさせない。
さらにさらに
ライブだけではなく、
過去のネタを何本見ても、
飽きが来ないのです。
わたしが考えるに、
コントの設定や着地(オチ)の縦軸が同じでも、
横軸である台詞やツッコミが一度として
似ていないから
です。
飯塚さん深い笑いの知識ゆえ。
なのですが、
加えて、
ウケタからって
なぞったりしない
プロとしての志の高さも感じます。
自己模倣をしない。ってことらしいです(BYクドカン)
だから
過去のコントも新作も
いつまでもクオリティが落ちず
あれ、いいよねぇ~
と、語ることができるのです。

深く知れば知るほど、
才能にゾッコンになること間違いなし。
一見そう見えないところが
とくに心を鷲づかみです。
ファンが離れるわけがない。
むしろ増えていく一方である。

ひとが離れず、
これからも謙虚に着実に
ライブ活動を続けて行ってくれれば
間違いなく
明るい未来が待っております。

あれ?
あんまりまとまっていませんね。
すいません。
番外編ですからね。
と、言い訳。


それでは長い連載でしたが、
お付き合いありがとう。
ご感想ご意見、
いつでも受け付けております。
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