笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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第14回東京03単独公演『後手中の後手』追加公演

2012年10月15日 | ライブ
こんばんわ。
ライブに行きました。

6月から始まった東京03の単独ツアーの最終日。
恵比寿ガーデンプレイスで行われた特別追加公演を見てまいりました。
6月に始まった時のちょっとした感想は以下にアップしております↓

第14回東京03単独公演『後手中の後手』に行った自慢

今回は全ネタの感想を書いて
そのあと追加された部分の感想を
書きたいと思います。

コント:後手
いつも居酒屋に集まった角田と飯塚。
角田が忘れてきたストールを豊本が持ってきてくれることになっているが、
そのストールを首に巻いて持ってくる豊本。
というちょっとした「ん?」から始まるコント。
こういうことあるよね。
後から言えばいうほど
不利になる。
大人だから言わないけど、思ったらその時点で負けなんですよね。
でもこれはコントだから
最後まで言っちゃう。
「後手」
をコンセプトしたことが示されているためか
セリフの「後手」多用さに
少々気になりつつも、
とにかく巧い。
演技とかセリフのタイミングとか
展開とかいろいろ。
これが安定の03基準だな。
そのことに
慣れてしまっていいのかしら。
とも思う。

オープニング

コント:余裕
コンビニの商品開発の商談にきた上司角田と部下豊本。
商談先の洋菓子店バティシエの飯塚。
一個のミスで、豊本がテンパってしまいその穴埋めをしようと上司が出しゃばるが
自分もはずかしいミスをし、
それによって部下に余裕がうまれ…。
商談もの
は、多い。
三人だからかな?
描きたい内容が
毎回ちがうので
同じパターンとならないところが
良いですよね。
6月公演のときにこのコントで気になったことがあった。
そのせいでこのコントあんまり好きじゃない。って思った。
部下がテンパって商談先の部屋を散らかすのだ。
それを誰も片づけないし、気にもしない。
見ているこちらは
「あー商談先なのに散らかしてぇ」って思うのに
誰も気にしてないってどういうことだろう。
リアリティわい。
と。
で、今回それが全部クリアされていた。
パティシエ飯塚も散らかしたことを気にしていたし、
部下がちゃんと片づけてた。
どの時点で変わったのか気になる。

VTR:後手ゲームのやつ

コント:隣席
カフェで話す自分の恋愛事情を友人の飯塚に話す角田。
隣のやつが聴き耳立てているんではないか
と、隣の青年(豊本)を問い詰める角田。
あるある。
だよねえ。
こういう痴話をするときは
聞かせてやれ
くらいのテンションで話さないとね。
ところで、
これ展開が素晴らしいと思うんです。
責められた隣の青年豊本は
一回、怒ったように荷物を片づけて
その場を去る。
で、戻ってくる。
そういう形で戻ってくるんだね。
って思いました。

VTR:後手ゲームの説明のやつ

コント:東京の両親
夢破れた青年飯塚が久々に訪れた昔馴染みの定食屋。
頑固なおやじ(角田)と、やさしくてマイペースなおかみさん(豊本)。
東京のお父さんとお母さん
と思っています
という飯塚だが、
おやじとおかみさんは
そうは思っていない。
東京03のコントは心の闇の部分をポップに出す。
本当はそんな感動話あるかいっ。
ってところが発端と推察する。
だから好き。
追加公演については
飯塚さんが暴れまくっていた。
さびしくなりそうで、結局ならないのが
また良いよね。


VTR:東京の思い出
格好いいVTRだと思う。

コント:謙遜
いつもの居酒屋に集まった劇団員の三人。
豊本が映画のオーディションに受かったことを祝うが
謙遜しすぎる豊本にだんだん空気がおかしくなって…。
「謙遜は人を傷つける」
という名言がありました。
「あたしなんて全然ー」って言っているやつね。
共感しまくりですよ。
最後の大逆転も好き。

VTR:後手っちゃん
オープニングコントに入っていたセリフで
それがキャラに。
03の三人の話声に後からアニメーションをつけている。
自然で面白くて、ファンだからなのか、このVTRは特に好き。

コント:この時間
屋上で落ち込んでいるOLトヨミ先輩に告白する後輩角田。
これは、もう最高です。
わたしのナンバー1コント。
女の計算高さを
知ってんなあ。
と思うし、
しゃかりきで、
器の小ささを存分に表現する角田さんの魅力が
最大限に出ていて
素敵でした。
飯塚さんは役割としては少ないけど
すごくおいしいところで登場していて
絶妙
ってこういうことを言うんだと思いました。

VTR:トヨミの歌とともに販促物宣伝

コント:家庭訪問は三つ巴
家庭訪問にきた教師(飯塚)と
訪問先にいた男(角田)と
その家に帰ってきた男(豊本)の話。
ってこう書くと
おっしゃれ~。
追加公演では
角田さんの一人コントが存分に。
でオチを知っている私としては
それでコント大丈夫かな。
とか心配してやんの。
いいのか追加公演だから。

追加公演:ナンセンスな反乱
ナンセンス禁止法を制定した国家警察と
ナンセンス反乱軍の戦い。
おぎやはぎが国家警察に。
ジェントルフォレストジャズバンドが全編音楽を担当。
浜野謙太さんの歌。
弾丸ジャッキー松雪オラキオさんがチョイ役で御出演。
と豪華。
とにかくおぎやはぎの面白さは凄い。
もちろんオーラもあるんだけど
劇場ひっ繰り返したような笑いを取っていた。
とくに小木さん。
格好よかったなあ。
それから
ビッグバンド。
生の音の体感が
圧力とともに体に当たるので
予想以上にいいものを見た気になりました。
内容は軽いけど
音楽と楽しさで
まあ贅沢でした。
「悪ふざけ公演」とかいうエクスキューズを入れているのだけど
これは期待させない保険のような気がします。
この追加部分だけで
お金取れちゃうくらいの価値があります。
見に行ってほんとによかった。

追加公演だけは
アフタートークあるというのも
嬉しいです。
地方公演はあるみたいだけど
東京公演は基本的にないのです。

というわけで
今日はこのへんで。
次回は5月だそうですよ。
また未来に楽しみが増えました。

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