経営の視点から考える「知財発想法」

これからのビジネスパーソンに求められる「知財発想法」について考える

知財本の棲処

2007-05-07 | 知財一般
 前回の記事に紹介した「プロフェッショナル進化論」に、書店の店頭を見ると時代が求めるスキルの変化がよくわかる、といったことが書かれています。そんなことを思い出しながら、GWに大型書店をいくつか覗いていて、今さらながら気付いた傾向がありました。

① 知財本は、書店の決まって奥のほうにある。
 (紀伊国屋新宿南店5階は左奥、日本橋丸善2階はエレベータから突き当たった壁面、八重洲ブックセンター2階のエレベーターを上がった一番反対側etc.)
② 知財本は殆ど「法律書」のコーナーにまとめられている(「ビジネス書」のコーナーには僅かしかない)。
 ⇔M&AやJSOXの本は、法律書のコーナーよりビジネス書のコーナーにたくさん置いてある。
③ そして、いつも空いている(たまに見かける人も、受験参考書的なものを見ている人が多い)。

 なにか知財とビジネスの距離感が現れているみたいで、少々寂しいところです・・・