
行きつけのバイク屋さんに、VJ23A型のスズキRGVガンマが入ったようなので、さっそく見てきました!
見たところ、程度はかなりの上物。走行3万キロ台ですが、荒く乗られた形跡はなく、多少のキズはありますが、サビも少なく大事に乗られていたのが良く分かる個体です。ディカールが少し欠品している(Γのロゴ、アッパーカウルのホワイトラインなど)が残念ですが、綺麗です。
VJ23のガンマは、1996年にデビューした2サイクルレプリカで最も基本設計が新しいバイクです。しかし、本体価格が高かった上にオートバイブームから外した時期に短期間販売されただけあって、出回りは悪かったようです。昔からタマが少なく、安くて速いとコスパのよかった初代VJ21、スタイリングが人気の2代目VJ22に比べ、価格は高騰。さすがにホンダのNSRやヤマハのTZR(3XV)なんかの上物ほどべらぼうな価格ではありませんが、こちらも55万円前後での販売となるようです。しかし、納車前にエンジンのOHを予定しているとのことなので、それを考えれば妥当な金額と言えます。
元VJ21ガンマ乗りとしては、希少なVJ23A型は是非1度乗ってみたいですが…相場を考えれば妥当な金額の個体ですが、さすがに気軽にポンと出せる金額ではないのが残念。