
仏間のエアコンなんですが、電源入れても動作しません。最近寒く、居間のエアコンだけだと明らかに負けており、仏間のエアコンもつけたいんですが…

U12エラーコードが点燈します。

通常、U12エラーコードは地震を検知した際の安全装置なので、室外機のリセット・ボタンを押すと再使用が可能になるのですが、何度押してもエラーコードがリセットされず。夏にもクーラ付けようとした時にエラーコードが解決せずに使用不可だったので、何なのかと困っていました。

室外機をよく見てみますと、微妙に傾いています。

直角定規をあてがってみると、その傾きは一目瞭然!
去年の冬は普通に使っていたことを考えると、3月の大きい地震の時に傾いたようです。それを12月まで気づかないのもどうかと思いますが(笑)。
おそらく、室外機が傾いたことで地震センサが常時当たり判定に入っているからリセットしても効かないんだろう、という仮説を立てました。さっそく室外機の傾きを是正したいと思います。ちなみに写真の奥に俺の部屋の室外機が、こちらもすっかり傾いて写っていますが、こちらはなぜか正常作動。

本当は室外機を完全に取り外し、地面をならした上で再設置するのが正しいやり方だと思いますが、そんな技術無いし(笑)。室外機の足に土を盛って、応急措置したいと思います。

土を足の下に盛りました。

相変わらず完全なる水平ではありませんが、さっきよりは全然傾きが改善されました。

この状態でエアコンの電源をON!

エラーコード出ません!やったぜ!!

土盛ったところは、雨で流れて痩せるとイヤなので、砂利で塞ぎました。

ヒータはFF式です。しばらくするとボイラが作動し、モクモクと煙が出てきました。全く動作に問題ありません。室外機を動かしたことで漏油が無いかチェックしましたが、問題ありません。

とても暖かい空気が排出されています。電気式とは、火力が全く違います!

せっかくなので、フィルタも掃除します。フィルタはもちろん、スェットの裏地になってます(笑)。

綺麗にしました。
その後、全く問題なく動作しており、寒くて仕方なかった居間が、もう外に出たくないほど暖かくなっております(笑)。しかしこれ、ひらめいたから個人で対応できましたが、ひらめかなかったらプロを万単位の出張費で呼んで対応しなければならなかったのかと思うと、儲けもんです。一応、電気屋さんが御用聞きに来た時にこれで良いのか相談したいとは思いますが。
このひらめきと素早い対応を仕事に生かせば、俺も会社で出世するんだろうけどな(笑)。