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二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

(今更(笑))TZR125のタイアを考える

2020-06-25 20:30:00 | バイク



 最近、手放したことを大いに後悔してる(笑)、TZR125のタイアについて、大いに考えたいと思います。



 というのも、このTZR、リアタイアはダンロップを履いているんですが、なぜかフロントはシンコータイアを履いていました。シンコーは、ヨコハマが2輪タイアを撤退して、その生産設備を譲り受けてアジア圏で製造販売している日本の企業ですが、別にシンコーのタイアが悪いとかそういう意味ではなくて、なんで前後別銘柄で揃えたのか?というのがずっと疑問だったわけです。



 というわけで、ダンロップのカタログチェック。



 サイズは前90/80-17、後100/90-18のバイアス、チューブレスです。前期型はチューブタイアでしたが(理由は分かりませんが、キャストウィールのくせに前期型はチューブタイアです。おそらく、海外輸出仕様が、現地でチューブレスタイアを調達できないとか、そういう理由で仕様を合わせてチューブタイアにしたんだと思いますが)、後期型はチューブレスです。なお、少なくとも後期型の1型の取扱説明書は、フロントタイアのサイズを90/90-17と誤植していますので注意。



 バイアスタイアのページで、TT900GPをチョイス。それなりにスポーティなバイアスシリーズです。



 フロント用のサイズ一覧には掲載されていません。リア用のサイズ一覧には、90/80-17はチューブタイプとチューブレスの2種類が掲載。通常、オートバイのタイアはフロントとリアでパターンが異なり、おのおの流用が効かない前後専用設計となっていますが、この90/80-17サイズに関しては、前後どちらとも使用できるようになっているようです。というわけで、リア用の100/90-18もラインナップされていることから、問題なくTT900GPが装着できます。



 一方、新車装着タイアであるK275Aもカタログ掲載。スポット生産の在庫品だと思いますが、都合2種類のタイアがダンロップ内で選べる形になります。

 まあ、おそらく前だけすり減っていて、前だけ交換した際に価格面等でシンコーのタイアを選んだんんだと思いますが、ダンロップでも問題なく前後選べることが判明。もっと乗っていたら、タイア交換して履き比べとかもしたかったですね。

 意外と、80年代以前のバイクはタイアの製造中止とかで、純正サイズが手に入らない場合があります。特にマイナーあるいは新車装着タイアがワンメイクだったりすると(えてしてマイナーなバイクほどワンメイクだったりするので、余計にタチが悪い(笑))、極端に選択の幅が狭まります(大体、代替になるサイズはあることが多いですが)。TZR125もそうかな?と思いましたが、杞憂だったようです。ただ、前期は先述の通りチューブタイアなので、チューブレスタイアにチューブを入れて使うハメになりますが。