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二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

バイクの件について

2012-12-10 16:59:27 | バイク

 福島で、選挙のイメージキャラクタとしてオリジナルの美少女キャラクタを起用、ポスターなどを展開しているそうです。
 福島といえば、南部の白河市も町おこし的に萌えキャラを市のマスコットにしたりと、なぜか一人で萌えブーム。もっとも、このブログを見ている方々は美少女キャラクターよりもコアなものに「萌え」を感じるはずですが。



 さて、バイクの話ですよ。前回TZRを電撃購入しましたとの報告をしました。今日は休みなので、さっそくひとっ走りしてこようかと企んでいたのにも関わらず、前日に積雪とロクなことありません。おかげで道路は日陰は凍結、融雪剤漬けで、とてもまともに走れる状況にありません。



 このバイクはヤマハのTZR250RSです。型式は3XV。TZRとしては3世代目で、最初のマイナチェンジをされた2型となります。1992年式です。



 それまでの並列2気筒(通称「後方排気」)に見切りをつけ、V型2気筒エンジンを採用。86年のホンダNSR(前身のNSは84年より)、88年のスズキRGV-Γといったライバル同様、レーサー直系のVツインエンジンを最大の売りとしました。この年式までは旧馬力規制の45馬力で、93年式より新馬力規制対応の40馬力となりました。(もっとも、個人的には40馬力ですら使い切る自信がないので、正直どっちでもよかったですが)。2サイクルにありがちな段つき加速とは無縁の、下から上までフラットトルクというのが、設計年次の新しさを感じる部分です。それを「2サイクルらしくない」と取ってしまえば、それまでですが。
 それまでのパラレルツインとは異なり、Vツイン特有の野太い音に変わっています。



 ヘの字スイングアーム、左右非対称チャンバ、150巾リアタイアなど、いかにもレーサーレプリカ的な装備がユーザーを魅了します。3XVもアルミ製フレームを採用していますが、4型(94年式)を除き、メタリックペイントのブラック塗装だったと思います。メタリックといえば、車体の赤や青のペイント部もメタリック。さらにホワイト部ですらパールペイントと、さすがバブル期設計といったところです。
 ブラックフレームとタンク部を見ると、RZ-Rみたいな配色でヤマハらしさを感じざるを得ないカラーリングと言えましょう。



 スラントノーズに組み合わせられた細身の異型ヘッドランプが精悍です。スタイリングは、当時のどのレプリカよりもかっこいいと、個人的には思います。
 強烈な前傾姿勢を余儀なくされますが、以前乗っていたスズキのΓよりはマシだと思います。ただし、レバーの角度がちょっと身体に合わないので、調整してもらおうかしら。
 勇ましいフロント倒立フォークなど、考えうる装備は皆装備してある印象です。



 このTZR、完全に衝動買いだったので、実は好きなバイクでもなんでもなかったりします。本当に好きで好きでしょうがないマニアの人から怒られそうです。

 でも、ちょっと乗って気に入りました。早く冬が終わって、思いっきり乗り回したいと願う今日このごろ。