二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

洗浄レールの大試乗会

2012-02-27 22:58:43 | Nゲージ鉄道模型


 さて、先日洗剤水で丸洗いしたレールを仮敷設し、所有車両の大試乗会です。数あるトミックスレールの中から、手っ取り早く敷設できる、引き込みを設置した定番レイアウトです(スペース的に、直線部が短いですが)。

 丸洗い効果は抜群で、やはりというか、レールクリーナだけで済ませたポイント部は通電が悪く、立ち往生する車両があるほどです。ポイント部も、なんとか丸洗い作戦を実行したいところです。

 手持ちの車両をご紹介します。マクロオフ、フラッシュオフでピントも合わずブレブレな写真は、カメラマニアの失笑の的。



 三陸鉄道36形。第3セクターのディーゼル車両で、岩手のダイナミックなリアス式海岸を疾走する電車です。2011年の東北地方太平洋沖地震で発生した巨大津波により、多数の線路が消失してしまい、その復旧が望まれています。
 ほとんどオブジェだったので、走行はOK。ヘッドライトや室内に照明が存在しないので、常点灯(通常、停車時に消えてしまう照明をキャンセルするシステム)化にチャレンジしたいですね。



 名鉄8800系。名古屋鉄道に存在した特急で、2両編成のタイプです。パノラマDXという名称の通り、車両前面のハイデッカが特徴です。
 通電はイマイチで、車輪のクリーニングが必要ですね。パンタの変形もみられますので、軽整備が必要です。例によって、常点灯室内照明が欲しいアイテム。



 DE15。ご覧の通りのディーゼル除雪車です。DE10にラッセルを装着した車両で、かわいらしいラッセルが特徴です(実機は、とてもかわいらしいという表現は無理なダイナミックな車両です)
 通電は、惰性はOK、加速に注意。車輪ゴムも劣化で溶けてデロデロです。車輪部の整備が必要です。DE10(凸部分)のナンバープレートが消失しています。



 初代成田エクスプレスこと、253系です。トミックス製。とても精密にモデリングされている点が話題になった一台です。実機は、現在は2代目モデルに代替されたようですが、スタイルは初代モデルの方が好きです。そのカラーリング、スタイルがとても気に入って購入したと記憶しています。
 通電はNGで、手で押さえてやらないと動いてくれません。動いたら動いたで、凄まじいギア音と重症です。また、インスタントレタリングが剥がれて汚い、パンタグラフが消失、自慢の精密カプラはガバガバと、整備ではなく修理が急がれます。



 レールバス(キハ01)。かわいらしい単行車両で、バスの製造工法を用いた車両だそうです。こちらは現在制作中の狭小レイアウトをクリアするために最近購入しました。本来は2両編成で売られているのですが、バラ売りしてあるのをみつけたため、これ1両しか持っていません。本当は、ちょっと前までトミックスで出していた塗装されていないレールバスを買って好きな色に塗ろうと思ったのですが、絶版していました。その代替車両ですので、特に思い入れはありませんが、せっかくなんで大事にしようと思います。
 通電は、もともと重量が軽いせいでイマイチですが、車輪メンテを試みたいと思います。

 次回、各車両ごとにレストア計画をたててみようと思います。全車、常点灯の室内灯を装備したいところです。