
トミカプレミアムに、AWのMR2が登場です!初回限定仕様は赤(レッドマイカ?)、通常品は白(スーパーホワイト3?)です。箱絵を見る限り、最終型をモデル化した模様ですが、赤はどっちかというと、最終型以前のスーパーレッド2に近いです。
赤はあっても無くてもどっちでもよかったんですが、買う時に聞いたらあるって言うから、そりゃ買うよね?(笑)。

内容物は、こちら。特に付属品はナシ。


見るからに完成度高し!せっかく最終型がモデリングされていますが、ドアミラーは省かれています。Tバールーフ仕様車がモデル化されており、ノーマルルーフ派の方は残念。

リトラクタブルヘッドランプは開閉可能ですが、若干の欠点も(後述)。

フロント部は、後期型特有のスラントしたバンパも形状が良く再現されています。べた塗のエアインテーク部も、きちんとスリットが彫られています。ウインカ部も塗装済み。リトラクタブルヘッドランプは、開けるとライト部がきちんと塗り分けされていて仕事は丁寧ですが、あんまり形が似ていない(笑)。

MR2は、左右非対称です。右にエアインテーク、左に給油口があります。きちんと再現されていますが、エアインテーク部の色刺しは省かれています。ホイールベースやオーバーハングなども、実車に忠実で、形は悪くないです。

リアもしっかり造り込みされていますが、さすがにテールランプの塗り分けは難しかったようで、テールランプ部以外は省かれています。最終型とあって、リアスポイラにハイマウントストップランプ用のスリットが入ってます。バンパ下のヴァランス部のマフラ用のスリットも再現されています。


再現が可能だった箇所のディカール類は、忠実に再現されています。

ただし、リアトランク部やテールランプ、サイドストライプなどは小さすぎるからか、省かれています。

Tバールーフは開閉できませんが、塗り分けは実車に忠実。

純正ウィールは、なんだか再現がテキトー(笑)。

リアバイザは、別体パーツではなく車体と一体成型の上、黒ベタです。ボンネットのバルジは、スーパーチャージャ用の形状を再現していますが、ここだけ別部品をハメ込んでいるので、将来的にはNAモデル…も??

トミカプレミアムらしく、仕事が丁寧な一品。ただし、先述の通り、リトラクタブルヘッドランプ周辺の造りがイマイチで、ここだけ実車と似ていません。開かなくてもいいから、形は最優先にしてほしかったかな?というのが個人的な意見です。

参考までに、過去レギュラートミカで商品化していたMR2との比較です。

トミカプレミアムは後期、レギュラートミカは前期(正確には、モーターショー出品の試作品であるトヨタSV-3)がモデリングされています。

形はどちらも実写に忠実ですが、レギュラートミカの方が少し全長が長いです。

どちらもTバールーフを採用していますが、形がイビツなレギュラートミカの方は、技術の差を感じます。

フロントの絞り込みがトミカプレミアムの方がキツめ。しかし、不思議なことに、どちらを見ても実写に忠実なのです(笑)。ヘッドランプ周りは、圧倒的にレギュラートミカの方(開閉不可)が形が良いです。

リア回りもどちらも良くできていますが、まあ寸詰まり感のある実車と比較すると、トミカプレミアムの方が良くできているかもしれません。