ようやっと聴く暇ができたので聴いて見ました。
どうせ曲の内容は同じだから・・・とスチール写真が観られるDVDの方を見てみました。5.1chサラウンドなんて聴けないのであんまり意味はないけれど。
久々に聴いて、結構曲忘れてるなーと。なかなか曲良いですね。
これだけ聴くとなかなかいいじゃん、と思いますが、問題は脚本ですよねやっぱり・・・。ロンドンは良くなってるのかな。大分変わっているようですが。曲もトロントではなかった曲が入ってたりしますし、写真でも見たことないシーンが色々出てきてますし。
トロントでやってた曲が入ってないのは、CDに入ってないだけじゃなくて舞台でもカットされてたらショックだなあ・・・
あ、ジャケットがハードカバーの本みたいな作りなんですが、ディスクを入れる部分が紙・・・しかも下が袋状になってないので落ちそうで怖いよ!
あと、ディスクの柄が、CDがガラドリエルとボロミア・・・というのは妙な組み合わせだけどポスターの柄になってるからまあわかるとして、DVDの方がフロドとアルウェンってどうなんですかね・・・
というわけで以下、トラックごとに感想書いてみます。トロント版の舞台の思い出?もついでに書きます。
1.Prologue
この曲は前からあったっけ? あったような気もするけどアルウェンが歌ってたっけ? 声だけだったのかな。
2.The Road Goes on
これはかわいくていいですね! 舞台では、歩いていくフロドたちのシーンで歌われてましたが、背景の木が動いて行ったりと演出もなかなか良かったです。
しかし、コーラスにElvesはまだしもRangersとか書いてあるのがウケるんですけど・・・(笑)
3.SARUMAN
この曲は記憶ないです・・・。サルマンそういや写真ほとんど出てなかったのでは・・・衣装つける前の状態の写真は一個あったかな。サルマンは歌わないんですよね。
4.The Cat and the Moon
躍る小馬亭のフロドの歌のシーンですが、ホビットや宿の客たちのテーブルダンスが見事な楽しいシーンでした。
フロドが消えるところの演出も上手かったなあ。
5.Flight to the Ford
この曲も記憶にはないけどあったと思います。このシーン、エルロンドがワイヤーで宙吊りになってたりしてちょっと笑えたんですが(汗)ロンドン版でも同じでしょうか?
6.The Song of Hope
アルウェンがフロドの枕元で歌う歌です。いい曲なんだけど、アルウェン目立ってるのがなんか映画っぽくてなんだかなー、なんですが・・・
この後、フロドが寝てるちゅーのに! アラゴルンとラヴシーンなんかやっちゃったりして・・・そしてフロドが目覚めると、二人に遠慮していたかのようにガンダルフが登場するのもちょっと笑えました・・・このあたりロンドンでは変わってるかなあ?
7.Star of Earendil
裂け谷会議の後、出発にあたってアルウェンが歌ってたと思います。多分・・・
歌詞は全然わからなかったけど、エアレンディルに祈ってたんですね。
そういや、会議の前にレゴラスの短いソロがあって、それがすごく好きだったんですが、入ってませんね。CDに入ってないだけなのか、ロンドンではカットされちゃったのか・・・
8.Lament for Moria
ギムリ唯一のソロ(笑)モリアに入った一行が歩きながら、ギムリがモリアの歌を歌うんですが、ここも好きなシーンです。
ロンドンの人結構声高めですね。ギムリとレゴラスはトロントの人の方が好きかなあ・・・
9.The Golden Wood
トレイラーなんかでもよく流れてた、ロリアンに入ったところで流れる音楽。鳥の声のような歌が印象的ですね。
10.Lothlorien
この曲あんまり覚えがないんですが・・・レゴラスこんなに歌ってたっけ?
そして、レゴラス声高いですねー。女の人かと思った・・・
そしてそして、トロント版のトレーラーでよく流れてた、ガラドリエルのエスニックなナンバーが入ってないんですが・・・ただ入ってないだけ? もしかして曲入れ替わってる??
あのシーン一番泣けただけに、なんかショックです・・・
11.The Seige of City of Gondor
いきなりゴンドールに飛んでますが、ミュージカルではローハンとゴンドールがいっしょくたになってるんですよね。私はトロントで観ていて「ゴンドールがなくなってる」と思ってたけど、ローハンの方がなくなってたのかも・・・いやロンドンから変わったのかな?
確かトロントではセオデンの役があったのに、ロンドンではセオデンとデネソールが一緒になったような執政が登場するようです。
エオウィンもトロントにはいたけどロンドンには出てこないもよう。まあ、トロントのエオウィンも出てきただけ、みたいな感じだったのでカットは納得ですが。
ちなみにこの場面、原作や映画で言うとヘルム峡谷の戦いにあたると思います。公式サイトのトレーラーで長らく使われていたのもこの曲ですね。
この戦闘シーン、演出が気に入らなかったんですが、ロンドン版は良くなっているかな?
12.Now and for Always
原作でいうとキリス・ウンゴルの階段のシーンになると思うんですが、舞台だとどりあたりの設定なのかなあ。シェロブの前なのは確かですが。
シンプルでオーソドックスな曲ですが、この曲すごく好きです。フロドとサムの暖かい絆が感じられて、舞台でも泣いてしまったんですよね。
今回も聴きながらちょっとじわっとしてしまいました。
またフロドとサムの写真がちょうどスライドショーで流れるのが・・・。舞台のサム、かわいくて好きです! 歌もめちゃ上手いし。これで初舞台なんて驚きです。
トロントでは最後、サムが先に眠ってしまって、その後にフロドが一人で歌うところがあって、それがまた良かったんですが、CDに入ってないかな。それともロンドンで変わってしまった?
13.Gollum/Smeagol
眠ってしまったフロドとサムに近寄ったゴラムの歌ですが、マイケル・テリオルトさんの熱演ぶりが歌だけでも窺えますね。
トロントで見てたときは、前のトラックのフロドとサムの歌のフレーズが入っていることに気がつかなかったけれど・・・もしかして変わっているかも?
14.The Song of Hope
アラゴルンとアルウェンのテレパシーラヴソング(汗)ちょっとなんだかなー感がただようのですが・・・この曲がないとアラゴルンの歌がほぼないという・・・
ちなみにミュージカルでは役名アラゴルンではなくストライダーです・・・
15.Wonder
ガラドリエルのソロのようですが、これもトロントはなかったような。ガラドリエル、ロリアン以外出番なかったと思うんですが・・・出番増やしたんですね。
16.The Final Battle
最後の戦いは、ペレンノールの黒門前がいっしょくたになったような戦いでした。これもロンドンではかなり変わっているのでは。
この戦いも演出かなり不満でしたが、良くなっているといいなあ。
17.Epilogue
ホビット庄風の素朴な音楽になるのが、心に沁みますね。灰色港の出立にしては明るいイメージですが、ただ明るいのでなく、寂しさも漂っていて、いいなあと思います。映画の灰色港よりも好きかも・・・
トロントではホビット皆でお見送りしてたけどロンドン版はどうでしょうか?
あ、灰色港の前だと思いますが、写真で、フロドを抱きしめているアラゴルンが別れが辛そうな表情してたので良かったなあと思いました。トロントで見た時はあっさりしすぎと思ったので・・・映画もですが・・・
あれ、もしかしてロンドン版ではアラゴルンも灰色港に来てたりしないよなあ?
18.Final
灰色港の後にこのファイナルは明るすぎかなーと思いますが・・・まあカーテンコールですからねー。
間にエルフっぽい音楽もはさみつつも、全体的にホビット色強すぎなエンディングな気がするんですがどうでしょうねえ?
でもカッコイイ曲だなあと思います。
やっぱりトロントの舞台の記憶も定かでないし、ロンドンに一度観に行かなきゃなあ・・・この夏こそ行けるでしょうか?