昨日ようやく「ハウル」を見てきました。
レディースデーを外した平日の夜とは言え、かなりガラガラでびっくり。おかげでいい席でゆっくり見られましたが。
伏字にはしませんが、ネタバレです。しかも原作ネタバレまでありますので(汗)
「ハウル」については、よくない評判を色々と聞いていて、全く期待して行かなかったのですが(汗)予想外に面白かったです。
個人的には「千と千尋」よりも好きだなあ。
いや、こんなに楽しめるとは自分でも意外でした。最近宮崎アニメには食傷気味な部分があったので余計に。
むしろそんなだったからこそ楽しめたのかもしれませんね。宮崎アニメファンにとっては物足りない部分が多い映画だったのではないかというのはなんとなくわかりますので。
宮崎アニメとしてはスケールが小さかったですよね。
そして、「魔女の宅急便」のように最初から小さい物語を描いているのとはまた違ったし。
色々と中途半端だったのかもしれませんね。元々のテーマは小さいものなのに(小さいからダメという意味ではありません)、戦争の話を絡めたりして中途半端になってよくなかったのかもしれません。
でも私は楽しめたんですけどね。
今回の映画で一番心配?だったのは、主人公のソフィーでした。
宮崎アニメのヒロインがどうも好きでない私としては、原作では女性作者だからこそ、という印象があったソフィーが宮崎監督のフィルターを通すことでどうなるか、というのが気になってました。それでちょっと期待もしてなかったのですが。
でも、ソフィーは思ったよりも良かったです。
倍賞千恵子さんの声も思ったよりも気にならなかったし。若い時の声も私はそんなに違和感なかったです。おばあちゃんになった時の声なんかさすがですよねえ。
元々宮崎監督が考え出したキャラクターじゃないというのもあったかもしれないし(でも「魔女の宅急便」のキキは嫌いだけど・・・(汗))、女性スタッフの意見を色々聞いて大事にしたという話も聞いてましたので、その辺りがうまく行ったのかもしれませんね。
まあ終盤はすっかり宮崎アニメのヒロインでしたが、それもそんなに気にならなくて良かったです。
おばあちゃんになった時もかわいかったし。(これは期待通りなんですが)
動く城にたどり着くまでの、一人で旅しているソフィーの場面がなんだか好きでしたね。
あと、湖のところでお茶している場面とか。
宮崎アニメにありがちな、キャラクター商品になりそうな(汗)かわいいキャラクターを登場させるのもそんなに気になりませんでした。(ええ、今までは好きじゃなかったんです(汗))というか、カブはかなり気に入りました。
原作を読んでいながら、かかしの存在を忘れていた私・・・(汗)
最後に王子様になってしまってとっても残念でした。カブのままがかわいかったのに!
でも、なんか帰るのに棒に乗って帰ってましたよね(笑)なんかあのキャラクター好きだなあ(笑)
声が大泉洋だということにクレジットで気がつき、最近「水曜どうでしょう」にハマり始めた妹が大変ウケていました(笑)
あと、マルクルがじいさん?に変装???した時に、カワイイ声で「待たれよ~」とか言うのがとてもツボに入ってしまいました(笑)かわいい~。
一番不満?があるのはハウルですかねえ。まあ、原作のハウルにそんなに思い入れがあるわけではないので、あれはあれでいいんですけど。
原作のハウルって、見た目はカッコイイけど、だらしなくて情けなくてズルイ人だと思ったんですけど。そのあたりは一応原作どおりに描かれてはいたんですが、ちょっと弱かったなあ。ただカッコ良く見えました。
原作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は「ハウルのキャラクターだけは変えないで」と注文を出したそうですが、あれで良かったんですかねえ?(汗)
ソフィーのおかげでハウルが成長したという点もあまり感じられませんでしたね。
これはキムタクの声のせいもありますかね。確かに思ったよりも全然良かったですが、それでもコミカルなところを出すには技量が足りなかったですねえ(汗)やっぱりもっと上手い人が良かったな・・・
妹曰く、あの下手さ加減がカッコ良かった部分もあるようですが。
それにしても、あのバクシアニメのレゴラスのようなタイツのようなパンツはどうかなーと思ったんですけど・・・(汗)
で、作品自体についてなのですが、原作の映画化という点でも私は面白いと思いました。
もともと原作を読んだとき、「このまま映画にしてもつまらないなあ」と思いましたし。ちょっと子供向け&女の子向けすぎる面もありましたし。
原作を読んだ時(宮崎アニメになると知って読んだのです、実は)、宮崎監督はきっと「動く城」の設定と、主人公の女の子がお婆さんになってしまうという設定が気に入ったんだろうなあと思いました。
映画を見て、まさしくその通りだったなあと思いました。
私が一番面白いなあと思ったのは、自分を閉じ込めていたソフィーが、お婆さんになってしまうことで逆に自分を開放することが出来たという設定でしたので、そのあたりが大事にされていたので、話が変わってるとかそういうのは気にならなかったですね。
もうひとつ面白いと感じたのは、既成のファンタジーの殻を破っている点だったのですが、そのあたりは全く無視されてましたけど、特に問題ないと思いました。
続編の「アブダラと空飛ぶ絨毯」も宮崎監督に映画化して欲しいなあなんて思うくらいです(笑)やらないでしょうが。
ぜひカブ王子も登場させてもらいたいものです(笑)
あー、でも続編のあのハウルはキムタクには無理かな・・・声で正体バレバレだし(汗)
この作品、色々と謎な点があるということで、タイムリーなことに今朝の朝日新聞でその謎について書いてある記事がありました。
一番疑問がもたれたのは、ソフィーの呪いはいつ解けたのか、どうやって解けたのか、ということだったらしいですが、私はこれは全く気にならなかったですね。実は原作であの呪いがどうやって解けたのかはすっかり忘れてしまってるんですが(汗)
ソフィーが若くなったり年取ったりするのが、ソフィーの精神状態に大きく影響しているのはすぐわかりましたし。
私は、荒地の魔女の魔力がなくなった時点で呪いの効力はほとんどなくなっていたのだと思ったのですが、朝日新聞の記事ではそういう意見は出てなかったですね。
髪の色は戻らないままだったし、物理的な呪いは解けないままだったのかもしれませんね。
まあどちらにしても、ソフィーの呪いは、ソフィー自身の心の暗部が自分で引き寄せていたものなんだろうなあ、というのは感じ取れました。
これって「指輪物語」で、エオウィンがアラゴルンに癒してもらったものの、本当に癒されるには自分で心を開放するしかなかった、というあたりととても似ているように思えました。PJ映画にはなかった、「サウロンの暗黒が心を蝕む」という設定ですね(汗)
こういう設定とても好きなので、「ハウル」映画での謎めいた取り扱いも結構気に入りました。
実は、宮崎監督はこの呪いについてはあんまりちゃんと考えてなかったんじゃ、という気がします(汗)
前に読んだインタビューで、ソフィーが最初は腰が曲がっていたのに、ハウルのところに来てからは腰が伸びていると指摘されて、初めて自分がそういう絵コンテを描いていたことに気がついた、とか言っていたのを読んだ記憶があります。
ソフィーが若くなったりするのも、映画を見せる上での効果として考えたようで、呪いの設定については考えてなかったのでは、というのが窺えるように思いました(汗)
まあ、見る人が好きに判断していいものなんじゃないですかね。
そのあたりも私は気に入ったのですが、そういうのが気に入らないという人もいたようですね。
「戦争がそんなに簡単に終わるものなのか」という点についても、私は全く気にしませんでした(汗)
あの戦争も、ソフィーとハウルの物語を描く上での一つの道具でしかなかったのであって、戦争反対とかそういうテーマではなかったと思いますね。もちろんそれもあるとは思いますが、やはり基本はソフィーとハウルの恋物語でしょう。
そういうストレートな恋物語がテーマだったことって、今までの宮崎アニメではあまりなかったので、それで余計に違和感を感じる人が多かったのかもしれませんね。
まあ戦争については、ちょっと入れ方が中途半端だった感は否めませんが・・・
と色々書きましたが、別に他の人がどう思おうと、分析する必要なんかないんですよね。自分が楽しかったんだからそれでいいです(笑)
また見たいかなあ、なんて近年には珍しいことを思ったりもしています。(LotRは除いて・・・(笑))
レディースデーを外した平日の夜とは言え、かなりガラガラでびっくり。おかげでいい席でゆっくり見られましたが。
伏字にはしませんが、ネタバレです。しかも原作ネタバレまでありますので(汗)
「ハウル」については、よくない評判を色々と聞いていて、全く期待して行かなかったのですが(汗)予想外に面白かったです。
個人的には「千と千尋」よりも好きだなあ。
いや、こんなに楽しめるとは自分でも意外でした。最近宮崎アニメには食傷気味な部分があったので余計に。
むしろそんなだったからこそ楽しめたのかもしれませんね。宮崎アニメファンにとっては物足りない部分が多い映画だったのではないかというのはなんとなくわかりますので。
宮崎アニメとしてはスケールが小さかったですよね。
そして、「魔女の宅急便」のように最初から小さい物語を描いているのとはまた違ったし。
色々と中途半端だったのかもしれませんね。元々のテーマは小さいものなのに(小さいからダメという意味ではありません)、戦争の話を絡めたりして中途半端になってよくなかったのかもしれません。
でも私は楽しめたんですけどね。
今回の映画で一番心配?だったのは、主人公のソフィーでした。
宮崎アニメのヒロインがどうも好きでない私としては、原作では女性作者だからこそ、という印象があったソフィーが宮崎監督のフィルターを通すことでどうなるか、というのが気になってました。それでちょっと期待もしてなかったのですが。
でも、ソフィーは思ったよりも良かったです。
倍賞千恵子さんの声も思ったよりも気にならなかったし。若い時の声も私はそんなに違和感なかったです。おばあちゃんになった時の声なんかさすがですよねえ。
元々宮崎監督が考え出したキャラクターじゃないというのもあったかもしれないし(でも「魔女の宅急便」のキキは嫌いだけど・・・(汗))、女性スタッフの意見を色々聞いて大事にしたという話も聞いてましたので、その辺りがうまく行ったのかもしれませんね。
まあ終盤はすっかり宮崎アニメのヒロインでしたが、それもそんなに気にならなくて良かったです。
おばあちゃんになった時もかわいかったし。(これは期待通りなんですが)
動く城にたどり着くまでの、一人で旅しているソフィーの場面がなんだか好きでしたね。
あと、湖のところでお茶している場面とか。
宮崎アニメにありがちな、キャラクター商品になりそうな(汗)かわいいキャラクターを登場させるのもそんなに気になりませんでした。(ええ、今までは好きじゃなかったんです(汗))というか、カブはかなり気に入りました。
原作を読んでいながら、かかしの存在を忘れていた私・・・(汗)
最後に王子様になってしまってとっても残念でした。カブのままがかわいかったのに!
でも、なんか帰るのに棒に乗って帰ってましたよね(笑)なんかあのキャラクター好きだなあ(笑)
声が大泉洋だということにクレジットで気がつき、最近「水曜どうでしょう」にハマり始めた妹が大変ウケていました(笑)
あと、マルクルがじいさん?に変装???した時に、カワイイ声で「待たれよ~」とか言うのがとてもツボに入ってしまいました(笑)かわいい~。
一番不満?があるのはハウルですかねえ。まあ、原作のハウルにそんなに思い入れがあるわけではないので、あれはあれでいいんですけど。
原作のハウルって、見た目はカッコイイけど、だらしなくて情けなくてズルイ人だと思ったんですけど。そのあたりは一応原作どおりに描かれてはいたんですが、ちょっと弱かったなあ。ただカッコ良く見えました。
原作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は「ハウルのキャラクターだけは変えないで」と注文を出したそうですが、あれで良かったんですかねえ?(汗)
ソフィーのおかげでハウルが成長したという点もあまり感じられませんでしたね。
これはキムタクの声のせいもありますかね。確かに思ったよりも全然良かったですが、それでもコミカルなところを出すには技量が足りなかったですねえ(汗)やっぱりもっと上手い人が良かったな・・・
妹曰く、あの下手さ加減がカッコ良かった部分もあるようですが。
それにしても、あのバクシアニメのレゴラスのようなタイツのようなパンツはどうかなーと思ったんですけど・・・(汗)
で、作品自体についてなのですが、原作の映画化という点でも私は面白いと思いました。
もともと原作を読んだとき、「このまま映画にしてもつまらないなあ」と思いましたし。ちょっと子供向け&女の子向けすぎる面もありましたし。
原作を読んだ時(宮崎アニメになると知って読んだのです、実は)、宮崎監督はきっと「動く城」の設定と、主人公の女の子がお婆さんになってしまうという設定が気に入ったんだろうなあと思いました。
映画を見て、まさしくその通りだったなあと思いました。
私が一番面白いなあと思ったのは、自分を閉じ込めていたソフィーが、お婆さんになってしまうことで逆に自分を開放することが出来たという設定でしたので、そのあたりが大事にされていたので、話が変わってるとかそういうのは気にならなかったですね。
もうひとつ面白いと感じたのは、既成のファンタジーの殻を破っている点だったのですが、そのあたりは全く無視されてましたけど、特に問題ないと思いました。
続編の「アブダラと空飛ぶ絨毯」も宮崎監督に映画化して欲しいなあなんて思うくらいです(笑)やらないでしょうが。
ぜひカブ王子も登場させてもらいたいものです(笑)
あー、でも続編のあのハウルはキムタクには無理かな・・・声で正体バレバレだし(汗)
この作品、色々と謎な点があるということで、タイムリーなことに今朝の朝日新聞でその謎について書いてある記事がありました。
一番疑問がもたれたのは、ソフィーの呪いはいつ解けたのか、どうやって解けたのか、ということだったらしいですが、私はこれは全く気にならなかったですね。実は原作であの呪いがどうやって解けたのかはすっかり忘れてしまってるんですが(汗)
ソフィーが若くなったり年取ったりするのが、ソフィーの精神状態に大きく影響しているのはすぐわかりましたし。
私は、荒地の魔女の魔力がなくなった時点で呪いの効力はほとんどなくなっていたのだと思ったのですが、朝日新聞の記事ではそういう意見は出てなかったですね。
髪の色は戻らないままだったし、物理的な呪いは解けないままだったのかもしれませんね。
まあどちらにしても、ソフィーの呪いは、ソフィー自身の心の暗部が自分で引き寄せていたものなんだろうなあ、というのは感じ取れました。
これって「指輪物語」で、エオウィンがアラゴルンに癒してもらったものの、本当に癒されるには自分で心を開放するしかなかった、というあたりととても似ているように思えました。PJ映画にはなかった、「サウロンの暗黒が心を蝕む」という設定ですね(汗)
こういう設定とても好きなので、「ハウル」映画での謎めいた取り扱いも結構気に入りました。
実は、宮崎監督はこの呪いについてはあんまりちゃんと考えてなかったんじゃ、という気がします(汗)
前に読んだインタビューで、ソフィーが最初は腰が曲がっていたのに、ハウルのところに来てからは腰が伸びていると指摘されて、初めて自分がそういう絵コンテを描いていたことに気がついた、とか言っていたのを読んだ記憶があります。
ソフィーが若くなったりするのも、映画を見せる上での効果として考えたようで、呪いの設定については考えてなかったのでは、というのが窺えるように思いました(汗)
まあ、見る人が好きに判断していいものなんじゃないですかね。
そのあたりも私は気に入ったのですが、そういうのが気に入らないという人もいたようですね。
「戦争がそんなに簡単に終わるものなのか」という点についても、私は全く気にしませんでした(汗)
あの戦争も、ソフィーとハウルの物語を描く上での一つの道具でしかなかったのであって、戦争反対とかそういうテーマではなかったと思いますね。もちろんそれもあるとは思いますが、やはり基本はソフィーとハウルの恋物語でしょう。
そういうストレートな恋物語がテーマだったことって、今までの宮崎アニメではあまりなかったので、それで余計に違和感を感じる人が多かったのかもしれませんね。
まあ戦争については、ちょっと入れ方が中途半端だった感は否めませんが・・・
と色々書きましたが、別に他の人がどう思おうと、分析する必要なんかないんですよね。自分が楽しかったんだからそれでいいです(笑)
また見たいかなあ、なんて近年には珍しいことを思ったりもしています。(LotRは除いて・・・(笑))
ハウル、ホントに(予想外に)面白かったですよね。
ぐらさんのレビューを読んで、私も原作を読んでみたくなりました。原作者はトールキンのお弟子さんだったらしいですね。
私はヒン(犬)の声が原田大二郎だった!のが非常にツボでした(パンフを見て分かったのですが)。
原作は、映画よりも面白くないかと感じるかもしれませんが、映画とはかなり違いますので、別の意味で楽しめるかもしれませんね。
映画があのようになった理由ももしかしたらなんとなくわかるかもしれませんよ。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズは、トールキンの弟子というよりは、オックスフォード在学中にトールキンの講義を受けたことがあるという程度のようです。
トールキンのことはとても尊敬しているそうで、原作にもひとつだけ「指輪物語」にちなんだ名称が出てきたりします。
ヒンの声が原田大二郎・・・今初めて知りました(笑)
我衆院達也って若人あきらのことだったというのも今日初めて知りましたが・・・(汗)
私も「ハウル~」、先週のレディース・ディで観ました。
申し訳ありませんが、私個人は前作の「千と千尋~」や「もののけ姫」の方が好みです。ジャパネスクの方が好きなのかしら?
「ハウル」で不思議だったのは、ソフィーが呪いで老婆に変身させられてもショックもさほど受けたように見えず、それを淡々と受け入れてるように感じられた点でした。18の若い女の子がいきなり老婆では、普通絶望すると思うのに精神まで老化したのでしょうか?
ぐらさんのように原作を読んでないので、そこがよく分からないままエンドになってしまいました。
映像は相変わらず素晴らしく、どこか昆虫と似ている爆撃機は「ナウシカ」を連想しました。
私は以前、ファンタジーは子供向けの読み物と敬遠してましたが(汗)、ハリー・ポッターを読んで面白さにハマりました。
ただ、そのハリー・ポッターも主人公が少年のためか、やはりどちらかというと子供向けの感があります。
これに対し、「指輪物語」は完全に大人向けの物語ですね。戦争シーンは下手な歴史作家よりずっとリアリティがありました。
「ハウル」の戦争話はどこか取ってつけたようで、いかにアニメでも絵空事っぽい感じでした。
フロドがキリス・ウンゴル塔に監禁された時、一糸まとわぬ全裸にするのは別に身体に暴力を加えなくともそれだけで十分拷問ですよね。
最近のイ○クでの捕虜虐待を連想させられました。戦争だと、どうも話がシリアスになってすみません。
れんばすさんは「否」の方なんですね。指輪ファンには「否」の人の方が多いみたいで、自分が「賛」の方になるなんて自分でもびっくりですよ(笑)
私は「もののけ姫」はとてもつまらなかったんですよね(汗)乙事主のエピソードは良かったんですが、あとはいいと思うところがなくて・・・
「ハウル」が面白いと思う人には「宮崎アニメで一番好きなのは『トトロ』、一番つまらないのは『もののけ姫』」という人が多いみたいです。
ソフィーが老婆になったことを素直に受け入れたのは、元々ソフィーが若い女の子らしい人生を諦めていたからだと思います。
ソフィーが魔法を掛けられて老婆になったのは、ソフィーの心の中を映した姿だとも考えられますね。
そのあたりが、「指輪」の原作のエオウィンやセオデン、デネソールにも繋がるような気がして、私は結構好きだなあと思ったんですよね。
だからソフィーの気持ちの状態によって、若くなったり年寄りに戻ったりしたんだと思います。
花畑でハウルと話していた時には若くなっていたのに、自信がなくなったとたんに老婆に戻ってしまったシーンなどが象徴していたと思います。あそこも結構好きですね。
戦争の話は、確かにちょっと失敗したかなあと思いますね。中途半端ですよね。
たようです。呪いの解けた時期・・荒れ地の魔女が
力をなくしたあとーーー、それも考えれますね。
面白いです。
絵コンテにはいろいろ書き込みがあり読めば
もうすこし宮崎さんの気持ちがわかるかも知れませんね
(ただ絵コンテは予定なので、最後までそうなのかは
確かめるすべはないんですが・・・)
私も千より面白く感じました。
素直に「あぁ、もう一度観たいな」と思わせるいい映画でした。
ソフィーにかけられた呪いはどうなんでしょうかね?個人的には少女の姿のソフィーはもしかしたら最後までハウルの瞳(もしくはハウルと同等かそれ以上の魔術師の瞳)にしか映っていないのかなぁ~なんて感じました。
「サリマン」の名前が「サルマン」と似ているのでそこだけがぬぬぬぬぬ・・・な点でした。どうしても名前を耳にするとサルマンが思い出されてしまいましたので・・・(笑)
TBありがとうございます。
私も千やもののけ姫よりハウルの方が面白く感じた一人です。でも、一番好きなのは紅の豚なんです。バイク乗りなので、柔らかなエンジン音を響かせながら大きな弧を描いて飛び去るラストシーンが、仕事中はいつでも頭で流れてます(w
私がハウルに謎をほとんど感じないのは、たぶんストーリーを追わずに全然違うものを考えてるからかなと、最近思うようになってきました。(苦笑)
>rikaさん
トラバ、二重になっていた分は削除しておきましたので、お気遣いなく!
色々細かく解釈されているんですね。面白いですね。
まだ1回しか見ていないので、荒地の魔女の手紙についてはなるほどな~と思いました。今度見るとき気をつけてみようと思います。
原作を読めばあっさり解ける謎もあるんですけどね。そこまで映画にハマってらっしゃるなら、一度は読んでみたらきっと面白いと思いますよ。
>mino-rinさん]
こちらこそコメントありがとうございます!
>個人的には少女の姿のソフィーはもしかしたら最後までハウルの瞳(もしくはハウルと同等かそれ以上の魔術師の瞳)にしか映っていないのかなぁ~なんて感じました。
なるほど、そういう捉え方もできますね! それってちょっと素敵な解釈ですね!
やはり、はっきりとした答えを出す必要はないような気がしてきました。人それぞれ、感じるように解釈すればいいのかなあと。
サリマンですが、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんは「指輪物語」は知っているし、大好きだそうですが、原作ではサリマンは全然違うキャラクターで、(確か男だったはず・・・(汗))映画のようにどこかサルマンを連想させるようなキャラクターではないですから、名前の類似は偶然だと思います。
宮崎監督は逆にトールキン嫌いみたいですから、サルマンとの関連は全くないかと(笑)
>たぬき隊長さん
こちらこそコメントありがとうございます!
「紅の豚」は男性好みの作品でしょうか? 映像はとても好きですが、個人的には女性キャラクターがあまり好きではなくて・・・(汗)
加藤登紀子さんの「さくらんぼの実る頃」はとても素敵でした! あの歌があの映画の中で一番好きですね!
私も実は「ハウル」の謎は基本的にあんまり気にならなかったのですが、そのあたりの感覚がたぬき隊長さんの書いてらっしゃることと似ているような気がして、思わずトラバさせていただきました。
賛否両論ですが、似たようなことを感じた方がぽつぽつといらっしゃるようで、なんだか嬉しかったです。ブログっていいなあと思いましたよ(笑)
指輪ファンでも好みは様々ですね。皆さんの色々な感想を見るのもネットの醍醐味です。
私個人の宮崎アニメのお気に入りは、やはり「もののけ姫」で、次が「紅の豚」です。つまらないと思ったのが「魔女の宅配便」。
「ハウル」でどうしても分からなかったのは、いくら地味な人生を送っていたといえ、少女のソフィーが老婆に変身させられたにも係らずなぜ平静に受け止められたか、の点でした。それが気になって、結局映画を楽しめなかったかもしれません。また、自分に呪いをかけた魔女に親切にするなど、優等生過ぎ!ハウルと接しているソフィーがどんどん若くなっていくのを見て、「愛は呪いを解く」という古典的なオチなんだろう、と結論付けてしまいました。ファンタジーを楽しめない性分でしょうか?
それにしても、「ハウル」の原作者がトールキンの講義を受けたことがあるとは知りませんでした。“恩師”には及びませんね(笑)。
日記の中でも書きましたが、なんだかFotR公開時を思い出します(笑)本当に「いい」と言う人と「つまらない」という人にきっぱり分かれていたのを思い出してしまいます。
宮崎アニメについても好みが人によって全然違うことを今回初めて知って(今まであまり興味なかったんで(汗))、面白いなあと思っています。
私は面白いと思ったのは「トトロ」と「ハウル」で、つまらなかったのは「紅の豚」「魔女の宅急便」「もののけ姫」です。後は普通です。「ナウシカ」は当時は大好きでしたが、今見たらどうかな?
私はソフィーは宮崎アニメには珍しく優等生でないなあと感じたのですが、本当に感じ方は人それぞれですね。
あと、映画の「ハウル」は原作とはかなり違いますので、あれでダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品を判断するのはちょっとかわいそうかなあと・・・(汗)
私も「ハウル」しか読んでいないので何ともいえないのですが。「ハウル」は特に子供向けっぽいアプローチで書かれた作品のように思いました。
他にはなかなか味わい深い作品もあるそうなので、近々読んでみる予定でいます。
まあ、トールキンに及ばないことは及ばないと思いますけど。なかなか及ぶ人はいませんよね。