ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

機内で観た映画

2011年09月29日 | 映画
ようやく旅行前の感想終わり。旅行中の感想に入ります・・・(汗)
夏の旅行、行きと帰りはデルタ航空でシアトルinのN.Y.out。
行きのシアトル行きはかなり新しい機体で、もちろん個人モニターに映画もかなりの本数が見放題。
と言いつつ、そんなに魅力的な映画はなかったのですが・・・
あ、グリーン・ホーネットがあったのですが、一度見てたので見ませんでした。ジェイ・チョウ好きだった妹は喜んでみてました。
機内で見る映画として考えたらグリーン・ホーネットはかなり面白かったよなあ、と今更思ったりして。
そんな中見たのはこの3本。

SP 革命編(ネタバレは反転文字にしてありますが白地じゃないと伏字になってないのでご注意を(汗))
映画のタイトル一覧を見た時は「SP」とだけなっていたので、まさか日本のあのSPのことだとは思わなかったのですが、映画の内容の説明を見たらあれ?と(汗)
ドラマは好きだったのですが映画はすっかり見損ねていたので、喜んで見ました。前編見てませんでしたが、ドラマ見ていたのでだいたいついて行けましたよ。
前半はちょっと展開遅いかな、なんて思ってましたが、後半一気に畳み掛けるような展開で、面白かったです。なかなか良くできてるなーと思いました。ハリウッドリメイクとかされちゃってもいいんじゃないの?みたいな(笑)
最後も尾形が死ななかったのがありがちでなくて良かったなと。
近江谷さんがここまで頑張って出てたのに死んじゃってちょっとショックでした。いや撃たれてただけで死んでないかもですが。

世界侵略:ロサンゼルス決戦(ネタバレ)
原題は単にBattle of Los Angelesなのにまた邦題がすごいですね・・・
予想外に面白く見られました。まあお金払ってみようとは思わないタイプの映画ではありますが・・・
エイリアン侵略モノと兵士モノ?が合体したような、なかなか面白いつくりの話でした。なんだか、今の時代、相手が人間よりも宇宙人の方が、変に気を使わずに心おきなく戦わせられるから相手をエイリアンしたのかなーなんて思ってしまいましたが。
手に汗握る展開で、全然眠くなりませんでしたから、結構面白かったと思います。
なんでこんなたかが1部隊が敵を倒しちゃうの、と思いかけましたが、とりあえず先陣を開いて希望を持たせたというだけで戦いはまだ終わってない、というのはなかなか上手かったかなと思いました。まだ戦いは終わってないと、また戦いに出て行く兵士たちもカッコ良かったかな。

アジャストメント
マット・デイモンが出てる映画って結構面白いのが多いので見てみました。
邦題の「アジャストメント」だと、なんかサスペンス大作?っぽい感じですが、原題はAdjustment Bureau=(運命)調整局ってところでしょうか。なんか一気に小品SF的な雰囲気になりますが、実際そういう内容でした。
ちょっとキャラメルボックス向きな話だなーと思いました(笑)舞台化するには「銀河旋律」と話が近すぎる感じですが。
しかしどうしても気になかったのが、コーヒー(スタバとかのカフェの紙カップ)持ったままバスに乗ったらそりゃこぼすだろ! 危ないじゃん! ということでした(汗)アメリカじゃああいうの普通なんですかね・・・

このあとジャック・ブラックの「ガリバー」見てる途中で終了。アジャストメントのヒロインのエミリー・ブラントがこっちでもヒロインやっててびっくり。重なる時は重なるよなあ。以前機内映画がアビゲイル・ブレスリンちゃん出演作ばっかりだったときがあった・・・

帰りのN.Y.発はとても古い機体で、なんと個人モニターなし! もちろん映画の選択などできず、強制的に流れる映画を順番に見る感じです。はるか遠くの小さいモニターを頑張ってみました・・・

サーカス象に水を(ネタバレ)
タイトルに象が出てきますが、何かの比喩だと思ってたので本当に象が出来てびっくり。
ちょっと面白そうかなと思いかけたのですが、終盤ぐだくだというか、悲劇ってあれかい、というか・・・(汗)
象の調教も上手く行きすぎだし、象をその後もずっと連れてったっていうのも、個人でそんな簡単に飼えないだろ、と・・・
最後に「全ては老人の妄想だった」というオチかなーと思ってたらどうやら本当らしくておいおい、と(汗)
クリストフ・ヴァルツはクローネンバーグのA Dangerous Methodのユング役を蹴ってこっちに出たとかいう話ですが、果たして正解だったのかなーとか余計なお世話ですが(汗)
でも動物の場面はすごいなあと思いました。象かわいかったし。リース・ウィザースプーンの体を張った馬や象との演技はお見事!でした。

Diary of a Wimpy Kid
子ども向けでしたが、選択の余地なく見ることに(汗)
子ども向けでもすごく面白かったりすることもありますが、これはそんなでもなかったです・・・(汗)
アメリカの中一(7年生ですが)ってこんな感じかー、というのは面白かったです。7年生になるってやっぱりちょっと特別なんですね。

Win Win(ネタバレ・・・と言っても日本公開なさそうですが(汗))
あらすじ読んでも全く期待してなかったんですが、見てみたら結構面白かったです。
お人よしで事務所もつぶれそうな主人公の弁護士が、管理費目当てに身寄りのない依頼人の老人の後見人になることになり、突然老人に会いに来た老人の孫の面倒も見ることになり・・・とやっかいごとを背負い込むのですが、奥さんが文句をいいつつも結構人情に厚い感じで、結局奥さんも一緒になって面倒見てたりするところが良かったですね。
主人公の弁護士が高校生の弱小レスリングチームの監督をやっていて、その孫がレスリングの天才少年だった、というのはちょっと都合よすぎるんじゃないの? と思いましたが・・・それともアメリカじゃレスリングってそんなメジャースポーツなのか?
少年は一見悪そうに見えるけれど、結構素直に主人公一家に溶け込みます。実は老人の娘である母があまり子どもを顧みない人で、すさんだ環境で育って荒れていたようなのですが、素行の悪さでレスリングができなくなり、母の恋人には暴力を振るわれて死ぬ思いをし、普通に暮らすありがたさを感じるようになっていて、素直になっていた、ということを、なんとなく匂わせる程度に描いていたのも良かったです。
少年の母も、厳格すぎる父親に反発して家を出ていて、彼女がただ悪いだけでもないんだな、という描き方になっていて救いがありましたね。
と言っても、少年と母が劇的に和解するわけでもないのですが、それでも、二人がお互いに少しだけ相手を理解し赦すことができたのは救いでした。このあたりも甘すぎなくて良かったです。
ラストの、穏やかに主人公の一家やレスリング部の友達と日常を暮らす少年や、主人公一家が自宅に戻った老人の面倒を見ているらしい様子が、さり気なく描かれていたのがあったかかったですね。
主人公が結局少年のために(と言っても元は自分のせいですが)弁護士資格を失ったのだけが、全てハッピーエンドではなかったけれど、都合の良いオールハッピーエンドじゃなくて良かったのでは。
そんな訳で予想外に良かったです。まあ公開されてもお金払って観に行ったりはしないでしょうけど・・・(汗)

今回はあまり選択の余地がなかったんですが、普通なら絶対観に行かないような映画が観られて結構面白かったです。こういうの機内映画ならではなんですよね。そして一睡もできないという・・・(映画がつまらないとよく眠れますが(笑))

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2 コメント

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Unknown (ゆーだい)
2011-10-01 22:55:57
シアトル→NY
なんて悶絶するほどうらやましいルートでしょうw
NY、今一番行きたい街ですわ><
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Unknown (ぐら)
2011-10-02 00:54:28
実は間にカナダが挟まってたんですけど。
カナディアンロッキーで一緒になった人たちは「N.Y.なんか行くの?」という反応でしたが・・・(汗)
私はN.Y.よりシアトルが好きかな~。シアトル街のサイズがちょうどいいんですよね。まあN.Y.には他の街にはないものがたくさんありますが。
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