ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

旅に出たホビット

2006年08月13日 | 指輪物語&トールキン
今日の写真は、ミュンヘン(確か)の本屋でみかけた本です。ファンタジー小説らしいですが・・・この表紙はヤバくないのか?(汗)
縮小するとよくわかりませんが、顔はかなり凶悪になってるんですが・・・でも明らかに元の写真がわかりまはよねえ。うーん(汗)

さて、突然ですが(汗)中つ国に住むとしたらどの種族になってどこに住みたいか、なんて話題が時々出ますが、私は「やっぱりホビットになってホビット庄でしょ」と常々思ってました。美しい自然の中で平和に暮らすホビットがいいよなあと。
でもその一方で、自分の土地から動くことがないホビットの暮らしも寂しいかなあ、なんて思ったりもします。
かと言って野伏になって中つ国じゅうを彷徨うのも大変そう・・・(汗)ここは時々旅に出る変わり者のホビットくらいがいいかな、なんて思ったりもするのですが、旅好きのホビットとしてホビット庄で暮らすのもまた大変かなあと・・・周囲の目が。
トゥック家には時々旅に出るホビットがいたことになっていますが、彼らはホビット庄に戻った後どのように暮らしていたのでしょう。トゥック翁の息子の中には旅に出て戻らなかったホビットもいたようですが。(ガンダルフはこのホビットの行方を知っていたのでしょうか、もしかして)
ビルボは旅を終えて念願のホビット庄に戻って来ましたが、長年暮らしはしたものの、最後にはホビット庄を旅立って二度と戻りませんでした。これは指輪を持っていたことだけが原因ではないのじゃないかと思います。一度旅に出てしまったら、ホビット庄に落ち着くことに本当の安寧は見出せないのかもしれません。
フロドもまた、ホビット庄で幸せに暮らすことはできませんでした。フロドの場合は指輪の影響が多大ではありますが。
メリーとピピンも、最後にはホビット庄を出てゴンドールで生涯を終えています。彼らはホビット庄でも幸せに暮らしていたのでしょうが、やはり最後にはホビット庄を旅立ちたい気持ちになったのでしょうか・・・
あ、サムは旅に出てものすごい体験をして、あまつさえちょっと指輪を持っていたりもしたのに、全くホビット庄の暮らしに満足していたようですが。メリーやピピンと違って、サムはゴンドールや外国に出かけていくこともあまりなかったようです。このあたりが、サムの根っから素朴で強靭なホビットらしい精神を感じさせますね。
サムの場合、ロージーの死後西へ渡ったのは、ひとえにフロドに会うためで、そうでなかったらホビット庄で幸せに生涯を終えていたように思うので。
アラゴルンやハルバラドは、ホビットを素晴らしい種族だと言っていますが、他者に興味を持たず、自分たちの中だけで生きていくホビットの暮らしは、平和だけれど、物足りないものを感じる者もたまには出てきたのではないかなと思います。
メリーやピピンはホビット庄に戻って暮らしていた間、どんなことを考えていたのかな、なんてことが時々気になったりしますね。
行方不明になったトゥック翁の息子のことも・・・ガンダルフは彼の失踪に絡んでいたのでしょうか?
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