ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

コール・ブロックの指輪物語のタペストリー

2011年08月30日 | 指輪物語&トールキン

最近珍しく指輪カテゴリーの更新が続いてますが・・・
さきほどTORnでステキなニュースを知りました! 今年のトールキンカレンダーにもなっている、オランダの画家コール・ブロックの指輪物語を表した絵(確か全部タペストリーなんだったかな)をほとんど全てまとめて見られる本が出版されるんだそうです!
タイトルはA Tolkien Tapestry: Pictures to Accompany The Lord of the Rings。
通常版が9月1日発売、(日本のamazonだと10日~12日入荷となってますね)、コール・ブロックと編集のPieter Collierのサイン入りスリップケース付限定500冊の特別仕様版が9月29日発売だそうです。
迷った末に通常版にしました・・・早く見たいし、中身は同じみたいだしで・・・(汗)お値段も大分違いますし。
コール・ブロック絵を初めて観たのはトールキンのファンタジー画集だったかなあ。最初に観たのがこの本の表紙にもなっていてトールキンも購入して自宅に飾っていたという「角笛城の戦い」の絵なんですが(そう言えばトールキンカレンダーの8月がこの絵ですね)、最初は何が書いてあるかわからず・・・でもそのうち「あっあれはガンダルフと飛蔭!?」と気付き始めて、見ればみるほどハマってしまいました。トールキンが気に入ったというのもなんだか納得。
画集に載っていたのはわずかな絵でしたが、指輪物語の全てのストーリーに沿って絵を描いていたと知って、他の絵も観たいなあとずっと思っていたので、今年のカレンダーになったのもとても嬉しかったのですが、まさか本当にほぼ全部の絵を観ることができるなんて! 嬉しいです!
余談ですが、以前オックスフォードで買ったトールキンのポートレートのポストカードで、岩波書店のハードカバーの「ホビットの冒険」を手にしている写真があってびっくりしたんですね。ちょうど寺島龍一さんのなぞなぞの場面の裏側が写る角度で。
トールキンは「ホビット」での寺島さんの絵も気に入っていたそうですが、それで写真撮る時に使ったのかな、なんて想像してました。日本のハードカバー本の装丁ってペーパーバックよりも様になりますしね。寺島さんの絵もシンプルなところはコール・ブロックに通じるかな、と思います。特になぞなぞの場面の絵とか。
コール・ブロックさん、ご存命だというのはトールキンカレンダー発売まで知らなかったのですが(大汗)カレンダーにも結構長い文章を書いてますが、読んでいないという・・・(汗)
なので、もしかしたらカレンダーにも書いてあったかもしれませんが、先ほどのTolkein Libralyの記事によると、コール・ブロックの指輪物語のタペストリーは散逸してしまい、ほとんど行方不明だったらしいのですが、最近ほとんどを集めることができたのだそうです。それで今年のトールキンカレンダーもコール・ブロックになったのかな。
考えてみたら通常版もそれなりのお値段ですが(汗)また楽しみが増えました♪
あまり関係ないかもですが、やはりホビット映画公開に向けて少しずつ盛り上がって来たのかなあ、なんて思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マイ・バック・ページ | トップ | 水曜日のエミリア(ネタバレ) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

指輪物語&トールキン」カテゴリの最新記事