ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

韓国でのLotR認知度

2009年06月21日 | 指輪物語&トールキン
またもや妹からもらったネタですが(汗)
妹が韓国ドラマ「宮(クン)」の1話をDVDを観ていて、「ねーねーこんなのあったよ」と教えてくれました。
ちょっと「宮」について説明しておくと、「韓国の王朝が今でもあったら」という設定のもとに、女子高生が王太子と結婚して・・・という少女マンガが原作のドラマです。まあこの設定は今回の話には全く関係ないんですけど(汗)
まずひとつめのシーン。ヒロインの祖父が当時の王様との約束で孫娘を王太子と婚約させると約束したという証の指輪があるのですが、ヒロインも家族も作り話だと思っています。
その指輪をヒロインの弟がふざけて持ち出すときに、「My Precious.」と言ってるんですね。それもあきらかにアンディ・サーキスの真似で。
しかし、字幕をつけた人はLotRを知らないらしく、「僕の宝物」とかいう字幕がついていた・・・ここは「いとしいしと」ってつけなきゃダメでしょー(笑)
もうひとつは、イギリスに住んでる王太子の従兄弟の王子の部屋の、机に積んであった本の中にでっかく「The Lord of the Rings」と書いてあるペーパーバックが。これだけ分厚い本だったのでタイトルが目についたそうです。
一時停止で見せてもらったら(笑)「王の帰還」でしたよー。
うーん、深い意味はないのかもしれないけど、一話でこれだけ固まってたので、スタッフがLotRファンなのでは・・・という疑惑がちょこっとだけ出てきました。
My Preciousは脚本からあったのかもしけないけど、RotKのペーパーバックは結構古くなった感じで、誰かの私物なんじゃあという気がしないでもなく・・・
ちなみに妹が観ていたのはディレクターズカット版のDVDだそうですが、多分普通のでも出てたシーンではないかなと言ってました。妹は今回初めて気がついたそうですが。

しかし、本のタイトルは気がつかない人も多いでしょうが、指輪を持って「My Precious」というのは、観ている人もゴラムのことを知っているという想定じゃないとできないギャグ?ですよね。
字幕をつけた人がフツーに訳してしまっていたことからもわかるように、日本ではそこまで皆に通じるネタではないですが・・・
そう言えば、ぺ・ヨンジュン主演の「大王四神記」が韓国で放送された時、最初白髪ロンゲで登場したヨン様、韓国では「ヨンダルフ」と呼ばれていたそうです。ガンダルフに見た目似てたから、ですが。
そういうのを考えても、韓国では日本よりもずっとLotRの一般認知度が高いのでしょうね。
妹にこの話をしたら、韓国では映画観る人が多いからね、と言っていました。なるほど。
しかも、外国映画は国産映画を保護するために規制されていて、公開される本数はそれほど多くないと聞きますから、公開された外国映画の認知度は高いでしょうね。
でも結構日本では公開してない映画もやってたけどなあ、韓国。アンディ・サーキスが悪役やってたINK HEARTも日本では全然公開される気配ないのに韓国ではやってたからなあ。
あ、もしかして、ファンタジー映画結構好まれてるのかもしれませんね、韓国では。そういうのもあって、LotRの認知度も日本よりも高いのかもしれませんね。
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