ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

朗読CDその15

2007年11月01日 | 指輪物語&トールキン
ついにFotRを聴き終わりました、朗読CD!
ギリギリ10月一杯で終わりました。これでなんとか1年でFotRを聴き終わったことになりますかね。夏にかなりブランク開きましたけど。
終盤の「一行の離散」のあたりは、やはりいいですねえ。それまでも面白いと思ったところはいくつかありましたが、一番引き込まれました。ちょっと初めて原作を読んだ時の気持ちを呼び起こされたような気がしました。
原作ももちろん大好きなんですが、「一行の離散」は、演じる人の演技がプラスアルファになって、文章を読んでいるよりもラジオドラマや映画の方が泣けるなあ、という箇所がいくつかあります。なので、朗読CDもとても楽しみでした。
まずは、ボロミアに向かってフロドが「怖いのです」と言うところ。映画にはなかったですけど・・・
ラジオドラマのイアン・ホルムのフロドは、ちょっと毅然としすぎかなあと思ったのですが、Rob Ingrisさんのフロドは、少し弱弱しい感じにグッと来ました。
その後の、フロドが行ってしまった後でボロミアが正気に返るシーンは、映画もラジオドラマも泣けましたが、朗読CDでも泣いてしまいましたよ。
ここ、演技だと、すすり泣くような声で台詞を言ったりできるので、文章だけで読むよりも心を動かされるのかもしれません。
サムは、それまではいい感じで田舎っぽい?喋り方だったんですが、「一行の離散」では、結構物静かに決意したような感じて喋っているので、ちょっと意外でした。いや、ラジオドラマのビル・ナイのサムの印象が強いのかなあ。
サムと一緒に行くことになったフロドも、物静かな感じで、もうちょっと明るくてもいいかな、と思ってしまいました。ラジオドラマのイアン・ホルムのフロドはちょっと笑いすぎかな、と思ってたんですが、あのくらい明るくてもいいかな、という気になってきました。って、私の勝手なイメージですが。
いやでも、やっぱり名作ですね。特にサムがフロドを追って来て二人で旅立つあたり、トールキンはやはりすごいストーリーテラーだな、と思いました。初めて読んだ時は衝撃だったもんなあ・・・
そんなこんなで、引き続きTTTも楽しみです。
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