ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

双城奇謀

2007年10月30日 | 指輪物語&トールキン
なんじゃこのタイトル、と思うでしょうが(笑)これは中国語版(というか台湾ですけど)「二つの塔」のことなんですね。
妹が台湾に行ったお土産に買ってきてもらいました。この正月に台湾に行った時には「王者再臨」(王の帰還です、もちろん)だけ買ってきたので。
表紙は映画アルウェンです。アルウェン一行も出てこないのに、「二つの塔」・・・(汗)
まあ、「ホビット」の表紙がフロドだったりするくらいですからね、このシリーズ(汗)
巻頭の地図、なぜかヌメノールの地図まであります・・・関係ないじゃん(汗)なんか不思議な本だなあ・・・
とりあえず、中国語版の楽しみで、各章のタイトル行ってみます。

まずは第三章(「二つの塔 上」)
第一節 波羅莫的告別
波羅莫=ボロミアですね。告別ってそのまんまと言えばそのまんまですが、なんかいいですね。

第二節 洛汗國的騎士
洛汗=ローハンですね。これもそのまんまですね。

第三節 強獣人
ウルク=ハイって強獣人なんだ・・・なんか不思議な訳ですね。

第四節 樹鬚
鬚の下の部分は本当は「胡」です。木の鬚はまんまですね、やはり。

第五節 白騎士
これ、「白の乗り手」ですよね。まあrider=騎士なんでしょうが、ガンダルフが騎士ってのもなんか違うような・・・

第六節 金殿之王
黄金館=金殿なのか~。まあGolden Hallだからどっちの訳もありですよね。「金殿」の方が宮殿って感じはありますが。

第七節 聖灰谷
灰は本当は下に「皿」が入ります。ヘルム峡谷なんですが、なんで聖灰谷?

第八節 通往艾辛格之路
艾辛格=アイゼンガルド、ですね。「アイゼンガルドへの道」はそのまんま。

第九節 残骸和廃墟
残骸と廃墟・・・漂流物はどこに?

第十節 薩魯曼之声
薩魯曼=サルマンですね(汗)これもそのまんまです。

第十一節 真知晶球
パランティア=真知晶球ですか。ちょっとカッコイイですね。意味はなんか違う気もするけれど・・・

そして第四章(「二つの塔 下」)
第一節 馴服史來戈
史來戈=スメアゴルです。スメアゴルならし、そのまんまです。

第二節 沼澤之路
えーと、原題はどうなんでしたっけ(汗)邦訳では「沼渡り」、多分これもそのまんまですね。

第三節 黒門関閉
邦訳だと黒門不通ですが、原題はThe Black Gate closedだから中国語の方が原題に近いですね。まあ黒門不通カッコイイですけど。
ちなみに「黒門開く」は「黒門開啓」で、これは中国語がカッコイイですねー。

第四節 香料和燉兎子
「燉」は煮込むとか煮るとかいう意味だそうで、「兎シチュー」はいいとして、これだと「香料と兎シチュー」になってるような・・・。香草入ってないよー

第五節 西方之窓
窓は本当は旧字体ですが。原題どうでしたっけ(汗)邦訳だと「西に開く窓」ですが、まあそのまんまですね。

第六節 禁忌之池
それもそのまんまですが、禁忌の方が演技が悪いような・・・?

第七節 前往十字路口
これまた原題を覚えてないのですが(汗)十字路にこれから入るよ、という感じが出てますね???

第八節 西力斯昴哥的階梯
一瞬なんだ?と思いますが、西力斯昴哥=キリス・ウンゴルなんですね。これもそのまんまです。

第九節 屍羅的巣穴
シェロブの屍羅っていうのは、音も意味も合っていて、なかなかな訳だなーと思います。

第十節 山姆衛斯先生的快擇
山姆衛斯=サムワイズなんですが、なんかやまんばみたいなイメージなんだよなあ・・・(汗)マスターはここでは「先生」ですね。快擇が決断なのかなあ?

中国語訳は、漢字の使い方が面白くて、結構楽しめるんですよね。
もう少しこのネタで引っ張るかも(笑)
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