ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ミラクル7号(ネタバレ)

2008年07月16日 | 映画
特に観に行く予定ではなかったのですが、お友達に誘われたので同窓会がてら行ってみました。
しかし、予想外に良かったです。いや~行って良かったです。Nちゃんありがとう!
以下ネタバレを含みますので、これからご覧になる方はご注意を。いや、ストーリー的にはネタバレしてもたいしたことないと思うのですが、むしろギャグのネタとか事前に知らない方が楽しめるかと。でも、大きなネタバレは一応反転文字にしておきます。
チャウ・シンチーがファミリーエイリアンものを・・・という時点で、どうなんだろう、と思ってたんですが、これがなかなかきれいにまとまってました。
話の展開には意外性はほとんどないのですが、それなのになぜか素直に感動してしまうんですよね。
まさか泣くまい・・・と思ってたのに結構泣いてしまいました。予想通りの展開なのになぜ?
ナナちゃんが自らを犠牲にしてお父さんを生き返らせるという展開は簡単に予想がついてたのに、息子が「お父さんは僕を放っとくわけがないから・・・」というあたり素直に泣けたのは演技力のせいでしょうか。
でも必死に頑張るナナちゃんを見て泣けてしまったのは・・・CGの演技力!?
ナナちゃんの造形、写真等で見る限りではビミョーだなあ、と思っていて、ある意味中華っぽいよな・・・なんて思ってたんですが、見終わったらすっかりナナちゃんの虜になってました(笑)
劇場入り口にあったナナちゃんのぬいぐるみ、入るときは既に一度見ていたNちゃん意外は皆スルーしてたのに、見終わった後には皆で「ナナちゃーん!」と寄って行ってました(笑)
CGモノはたくさん観ていて目はかなり肥えてるつもりですが、確かに動きなどはもう一息と思うところがあるものの、(体がゴムっぽいのは絶対CGで作りやすいからだよな・・・)健気な犬っぽい動きと表情に、もうメロメロでした(笑)
今年のCGキャラクター大賞はリーピチープかナナちゃんか、というところですね(笑)
しかし、あんなかわいいナナちゃんに皆ひどい仕打ちばかり・・・人間ってひどい、と思いました(汗)
なのになぜナナちゃんはあんなに健気なのか・・・
ナナちゃんが親子のために頑張ったこと、当人たちは全く知らないまま、というのが、クサくならなくて良かったなあ、と思います。
「助けてくれてありがとう」ではなくて、純粋にナナちゃんのこと心配していた、というのもまた良いではないですか。
親子の絆も、ゴキブリ潰しとかのギャグで、ありきたりのクサいものにならずに表現していたのもなかなか良かったです。ゴキブリいっぱい出てきたのはちょっと泣きそうになりましたが・・・なんかリアルなんだもん(汗)
ギャグも、いつものチャウ・シンチーらしいマニアックさを抑えたところで、万人が笑えるスマートなギャグ?になってたと思います。
個人的にはUFOの証拠写真のシーンが一番好きなんですけど・・・(笑)
随所にちりばめられたギャグが、ストレートな話の筋を退屈させずに面白く見させていたし、クサくなりがちなハートフルな場面の演出も素直に上手くて、上手くまとまった作品だなあ、なんて思いました。
あと、子役たちの演技力の素晴らしさにびっくりでしたね~。
主役の子が女の子というのもびっくりでしたが、ちょっとおやじくさい意地悪なクラスメートの男の子まで女の子というのにもうびっくりでした!
演技指導もあるんでしょうが、あんな芸達者な子役、日本じゃちょっと考えられない・・・
主人公の子は、箪笥の中に・・・のジェスチャーもすごかったけど、でっかい女の子に好かれて困っている時の表情とかも絶妙でしたね~。
というわけで、予想外に楽しめた作品でした! これ、子供も喜んで観られるだろうし、大人も楽しめるし、親子で行くのに最適かと思いますが、夏休みを前に終わってしまいそうなのが残念・・・

ちなみにトップの写真は、Nちゃん所有のナナちゃんストラップです。よりにもよって一番かわいくない角度で撮ってしまった・・・ただでさえビミョーな作りなのに(汗)
お隣は、これもNちゃん所有の、ジョン・ウー監督の三国志映画「レッドクリフ」の前売り特典の・・・「孔ピー」(汗)
なんだか孔明と周瑜のキューピーのどちらかがもらえるんですが、なぜか「孔ピー」と「周ピー」なんだそうな・・・
前売りを買うと「どちらがよろしいですか?」と聞かれるので、「こ・・・孔ピー・・・」とか答えないといけないのが非常に恥ずかしいそうです。(Nちゃん談)
しかし、周ピーは単独で見ても誰だかわからないので、一枚しか買わないならやっぱり孔ピーが良いですねー。白羽扇とかヒゲとかで誰だかわかりやすいですもんね。
関ピー(関羽(汗))とかあったら私も買ってたかも・・・!?


というわけで今年見た映画の順位。
1.イースタン・プロミス / 2.ミラクル7号 / 3.マイ・ブルーベリー・ナイツ / 4.西の魔女が死んだ / 5.ナルニア国物語第二章 カスピアン王子の角笛 / 6.エリザベス ゴールデン・エイジ / 7.スウィーニー・トッド / 8.転々 / 9.ライラの冒険 黄金の羅針盤 / 10.奈緒子 / 11.L Change the World / 12.マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 / 13.カンフーくん / 14.ポストマン
予想外の高順位ですね~。

あと、これから観に行く予定の映画のリスト。
公開中 「闘茶」
7月19日公開 「たみおのしあわせ」「崖の上のポニョ」
8月9日公開 「コレラの時代の愛」
8月23日公開 「デトロイト・メタル・シティ」「スターウォーズ クローンウォーズ」
8月30日公開 「20世紀少年」
夏公開 「TOKYO!」
9月公開 「グーグーだって猫である」「コドモのコドモ」
10月公開 「ブーリン家の姉妹」「レッドクリフ」
秋公開 「あぁ、結婚生活」
冬公開 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
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さかもとえいぞうアコギ修行旅@江古田マーキー 08.7.12

2008年07月16日 | 音楽(主に日本のHR?)
最近ライヴはワンマンしか行かないことにしてるんですが、マーキーは近いので別。しかも英三さんが練馬でライヴやるんですからね~
わざわざ30分歩いて前売り買いに行ったにもかかわらず、遅刻してしまい(汗)既に対パンの酒井ミキオさんが始まってしまってたのですが、結構人気ある方らしく、ほぼ満席で立ち見になっててびっくり。
そして、人が多いせいか、なんか暑い・・・?
私途中から行ったので何か説明あったのかもしれませんが、どうもクーラーが故障していたらしく、暑かったですねえ~。(後で永野さんのブログ観たら送風しかできない状態だったとか)
いや、耐えられないほどの酷暑ではないんですが、汗がじとじと出てくるというか。いや~アコースティックで座って見てるだけなのにこんなに暑いってあり得ない(笑)
途中から登場した永野さん、汗だくで風呂上りのような状態でしたよ・・・なんでも楽屋は更に暑かったんだそうで。
英三さんはアンセムのレコーディング中(終わったのかな?)ということもあってか、すっかり気を抜いた状態(笑)歌詞は出てこないし。
アンセムでは味わえないこのまったりモードを楽しんでいる、という感じでした。確かにこのギャップは楽しいかも。って私、まったりモードの英三さんしか観てませんが・・・
チューニングする度に「弦変えてないから狂わない!」「古い弦はいいねえ」なんて言ってたら、最後の方で弦が切れて、「やっぱり古い弦はダメだね!」なんて言ってたりしました(笑)
最初は、練馬在住のドラマー大滝さんのカホーンと二人編成で。大滝さんはカホーンに座って叩いていて、こういうのもありなんだーとびっくりしました。全くセッティングする必要がなくて良いですね(笑)
で、何曲かやってから永野さんが登場して、しばらく英三さんと二人で昭和ハンサムマン状態に。
昭和ハンサムマン、ちょっとしかやらなかったけど、英三さんと永野さんの絶妙のボケ&ツッコミならぬボケ&フォロー、な感じが非常に好きだったので、嬉しかったですね。
マーキーでの最初のライヴは観に来てただけ、2回目は当日の朝いきなり出てといわれたそうですが、今回は2日前に連絡があったのだとか。
でも、英三さんがリハーサルに間に合わず(汗)全くぶっつけ本番だったようです。
イントロどうするか決めてないのに英三さんが始めようとして、永野さんが入れなかったら怒り出したり・・・とか、かなり噛み合わない感じがまたおかしかったですねー。
次回は9月27日にまたマーキーでやるそうですが、また直前に声をかけるのか・・・という話になって、永野さん「一応予定は空けておきます」英三さん「プレッシャーだな~」だそうです(笑)
最後には大滝さんもまた出てきて、練馬在住メンバー3人で締めました。
・・・なんか曲のことが全く書いてませんが・・・(汗)まあ楽しいライヴでしたよ。
しかしとにかく、暑かったなあ・・・(汗)
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