ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

CGのこと

2006年02月25日 | 指輪物語&トールキン
今日の写真は・・・なんだと思いますか? 後方の塔はトロントのシンボルCNタワーですが、その前のプリン型?の建物・・・
これ、トロント交響楽団の本拠地、ロイ・トムソンホールなんです。昨年6月にはLotRシンフォニーもここで演奏されました。(オケはトロント交響楽団ではなかったですが)
トロントのクラシックの殿堂?だと思うんですが、それがこんな奇抜というか・・・な形でちょっとびっくりしてしまいましたよ(汗)アメリカでは歴史的建造物、といった雰囲気の重厚な建物なことが多いので余計に・・・(汗)
そういえば日本のホールも近代的な形をしていることがほとんどですが、それにしてもこのデザインはないのではー(汗)中がどんなになっているのか気になります(笑)

昨日PORMISEを見て来ました。感想はまた改めて映画カテゴリーで書く予定ですが、結構CGが使われていたのですが、あまりよろしくなくて(汗)しかも結構LotRやキングコングと似たようなシーンもあったりしたので、余計にCGの粗が目に付いてしまったのでした。
この映画に限らず、LotRを見慣れてしまった目には、たいていの映画で使われているCGが、かなりちゃちに見えてしまうのはいたし方ないことなのでしょうか・・・
ハリポタのCGはかなり悲しいものがあると思うし(ドビーは頑張ってましたが)、ヴァン・ヘルシングも「うーむ」だったなあ・・・
LotR以降に見た映画の中ではスターウォーズが一番CGの出来が良かったと思いますが(あたり前かも・・・)、ヨーダとか生身系のCGは今ひとつだったなあと思います。他の映画に比べればよくできていたと思うけど・・・
いや私別にCG好きではないんですが(汗)逆に好きじゃないんで、「あ、CGだ」と気になってしまうとダメなんですよね・・・
そういう意味では、WETAの仕事はすばらしいものだと思います。キングコングも良かったし。今世界最高のCG技術を持っているんじゃないでしょうか。
そのWETAのCGがなぜすばらしいかと考えると、技術の高さもあるでしょうし、予算が豊富にあるかどうか、というのもあるでしょうが、一番の違いは、監督だったPJ自身がCGへの強いこだわりを持っていたからだろうなあ、と思います。
ハリポタの場合、1、2作目のクリス・コロンバス監督は、特殊効果についてはよくわからないからお任せだった、みたいなことを言っています。3、4作目の監督もあまり特殊効果を使うような映画を撮る監督ではないですよね。
やっぱり監督がCGにどこまでこだわるか、でCGの完成度も変わってくるのかなあと・・・
そう思うと、スターウォーズのCGが良いのは当然かもしれませんが、ヨーダにはあまり気合入ってなかったのかな、なんて考えてしまいます(笑)少なくともグリーヴァス将軍ほどには(笑)
まあそういう意味では、「指輪物語」の映画化にあたって、PJのおかげで少なくとも映像の点ではゴラムにもオリファントにもがっかりさせられなかった、ということは幸いだったな、なんて思ったりもします。CGが気になってしまったら話が良かったとしても感動も半減してしまうと思いますから。
あれだけのCG技術を持ちながらも、なるべくCGは使わずにミニチュアを使ったりしたというこだわりにも拍手したいですね。技術が進めばCGの古さはどうしようもないからと。
CGにしてもミニチュアセットにしても、PJは「物語に説得力とリアリティをもたらすために」作ったというようなことを言っていました。本当にそのとおりだと思います。
まあ、どんなにすばらしいCG技術だったとしても、バラド=ドゥアの上からサーチライトの御目がぐるぐる回ってたりするのに使ってたら仕方ないんですが・・・(汗)
来月はナルニアを見に行きますが、CGがどうなのかちょっと心配です。予告で見る限りでは、アスランもビーバー夫妻も動きが今ひとつぎこちなくてCGっぽくて・・・
もしかしたらLotRに見慣れていなければ気にならないレベルなのかもしれないのですが・・・そうだとしたら、今後の映画鑑賞においてLotRのおかげでちょっと損をすることになるのでしょうかね(汗)
コメント
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