函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

厳しい葬儀ビジネスの現実

2015年10月23日 05時52分54秒 | 暮らし
世相を映し出しているニュースに心が痛む。
一人暮らしで身寄りがなく、蓄えもない。

そんな人が亡くなった時に・・・。
遺体の搬送、火葬、納骨等など全てを請け負う・・・。
という葬儀会社があるそうな。

行政機関に頼りにされて、警察や病院等の関係先を駆け回る。
通夜や葬儀をせず、病院等から直接火葬場に送る直葬。
あるいは、生活保護受給者の生活保護葬等が主な扱いだという。

遺体搬送・安置・火葬・遺骨保管・納骨がセットとなる・・・。
行政向けプラン「福祉葬」は、税込み178,000円。

事情がある遺体は、普通、葬儀社はやりたがらないらしい。
それを敢えて引き受けるこの葬儀社は・・・。
年間800件超を執り行う葬儀のうち、約8割が福祉葬。

しかし最近は、生活保護葬を執り行う業者の参入が増えているとか。
その背景には、一般の葬儀の簡素化が進み、収益が減少。
結果、生活保護葬に参入・・・そんな構図らしい。

超高齢化社会を激走中の美しい国。
下流老人等と揶揄する今の世の中だが、笑ってばかりはいられまい。

身寄りのない高齢者は、今後更に増えていくのは必定。
誰かがやらなければならない生活弱者の葬儀。
自分に置き換えて考えると、侘しさが一層つのる・・・。

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