東京五輪で懸念されていた猛暑問題が急浮上中の展開である。
最高気温が30度を超える真夏日が続く中で競技には、選手から不満の声が上がり始めているようだ。
プレーした選手は、信じられない暑さだと驚き、競技時間の変更も提案。
酷暑五輪に対応すべく、特別にルールを設けた競技もあるとか。
テニス選手の一人は、こんな胸中を吐露。
今までで最悪の暑さだが、私はプレーしなくてはならない。
(日本に来たのは)暑さに泣くためではなく、メダルを取るためだから・・・。
東京都江東区の有明テニスの森公園で行われたテニスの男子シングルス。
気象庁によれば会場周辺の気温は、午前10時時点で30度を記録。
試合が始まった正午ごろには、センターコートは激しい暑さに見舞われた。
別なテニスの選手も言葉を繋ぐ。なぜ午後の遅い時間に試合をしないのか理解できない。
欧米のテレビ局にとっては、試合時間が遅くなるほど(自国の)タイムゾーンに合わせれて好都合と皮肉るような言葉。
一方、アーチェリー女子選手が暑さで競技終了後に倒れた。
IOCの役員が、暑さ問題を語る・・・対策に全競技統一のルールがない。
やれやれ、安心や安全の東京五輪のはず。
暑さの影響を最小限に抑える対策は、どこへ行っちゃったんでしょうかねぇ?