ニュース番組での小泉進次郎農林水産大臣の発言。
これから放出されるのは2022、23年産の・・・。
3、4年間倉庫で保管された備蓄米。
もとは60kgあたり1万1,000~2,000円だった。
それを1万円ほどで売り渡すことになる。
倉庫にある間の分、減価償却される・・・と語った。
ところが、税理士で農業経営アドバイザー。
これは噴飯ものと言って切り捨てる景色。
農業では、こんな仕組みのようだ。
農機具や倉庫など、何年も利用するものがある。
時の経過によりその価値が減って行くものがある。
これを減価償却資産と言うが、減価償却資産は・・・。
購入した段階で全額を経費計上するのではない。
資産を使用できる期間、税務上の定めで・・・。
耐用年数で分割しながら計上するのが減価償却。
具体的には、農作物や農機具を収納の倉庫。
あるいはトラクターや農機具、軽四トラックも対象。
国税庁の耐用年数表によると牛や豚、馬なども同じ。
例えば乳牛は、6年間かけて減価償却する。
税金計算上6年間は、その乳牛から生み出す牛乳。
それを販売できるが、7年目以降は減価償却が終わっている。
そのため、経費計上がなくなるそうな。
例えば5年目に廃牛にした場合は、こうなる。
まだ経費に計上していない未償却の金額。
それを廃牛にした年に経費計上する。
どのタイミングで経費になるか、という違いだとか。
これは乳牛に限らず、農機具を耐用年数後も・・・。
引き続き利用した場合や耐用年数前に廃棄した場合。
これも同じ取り扱いになるそうな。
なるほどねぇ、お〜ぃ!ポエマーの進次郎。
しっかりと勉強してっチョ❣️