五輪エンブレムに思う

デザイナーによるエンブレム盗用騒動が、かまびすしい。

そこに来て今度は、東京都内のセブン-イレブン店が、こんな話題を提供。
東京オリンピックのエンブレムのような形。
それを基にしたおでん具材で「POP」を作った。

POPとは、紙を広告媒体としてその上に商品名と価格。
あるいは、キャッチコピーや説明文、イラストだけを手描きしたものをいう。

ところが案の定、オリンピック組織委から「待った」がかかる。
その理由は、エンブレムを思わせるデザインを利用・・・。
そうなればエンブレムの価値が下がり、スポンサー企業に迷惑がかかる。

これを店舗に掲示すれば、商業利用にあたってくる。
だから、お控えいただくことになる・・・。
エンブレムを利用したいときは、スポンサー企業となって貰う必要がある。

へぇ～、こんなロジックもありか？
おでんPOPは、ちくわ（長方形）、大根（円形）・・・。
そして、こんにゃく、厚揚げ（いずれも三角形）というおでんの具材。

店舗が、「待った」のかかった経緯をツイッターに投稿したら・・・。
「パクリと食べたいですな～、という笑いを誘うツイートまで出る始末。
パクリ文化とおでんをパクリと食べるイメージの掛け合わせ！ははは・・・。

金儲け第一主義？のオリンピックだからしょうがないのか。
それにしても、オリンピック組織委は・・・。
ハートが小せい・ちいせい・チイセイ！

とは言うものの、商魂たくましい五輪ビジネスには、ただただ脱帽！