警察の宿痾（しゅくあ）

節目を記念して、ブログに実名を名乗ることにした。

函館発『団塊オヤジ』は、斉藤邦雄である。
私は'０４年３月１日、ちょうど６年前の今日。
道警裏金不正を実名で告発した・・・。

そして６年を経過したが、警察改革は進んでいるだろうか？
期待と裏腹に警察組織の腐敗は、更に進行中・・・。
相変わらず裏金マネービルと不祥事合戦にご熱心だ。

最近では、道警警視２人がセクハラと盗撮を熱演してくれた。
裏金不正から何も学んでいない姿は、実に情けない。
警察裏金の歴史を振り返って見れば・・・。

今までは、ニセ領収書やカラ出張というセコい手口。
そんな手口で蓄財に励んだが、内部告発で危なくなった・・・。
そこで今度は、民間を巻き込んだ「預け」と「差し替え」にシフト。

民間企業は、お仕事を貰えるという喜びで一杯いっぱい！
「預け」の共犯責任なんぞは、何するものぞ！
シッポを振って、警察にこびを売るだらしない企業に成り果てる。

それにしても、治安維持のお仕事をかまけて・・・。
裏金の蓄財に励む警察の姿は、知れば知るほど呆れ返る。
正義を語る割りには、金に汚く国民を愚弄し過ぎやしまいか！

警察官の不祥事が止まらない理由の一つも、そこにある・・・。
おまけに検察も警察の裏金不正に対しては、寛大で腰砕け。
警察を管理するはずの公安委員会に至っては、「おひな様」。

警察を取り締まったり、監督する機関が機能しないのもくやしい。
いい加減に警察は、愚かさに気づいて目を覚まして欲しいのだが・・・。
一向に襟を正す気配もなく、これはもはや警察の宿痾であろう。

そしていま私は、市民団体の事務局スタッフとして活動中。
緩やかな取り組みの中で、真の警察改革を求める市民団体。
「市民の目フォーラム北海道」
ＵＲＬは、http://shimin-me.net

実際に取り組んで見て感じることは・・・。
警察改革の道のりは、果てしなく遠いということ。
そして、私に残された人生の時間も少なくなってきた・・・。